mixi, Twitter, Facebook 2010年9月最新ニールセン調査 〜 Twitterが1100万人超、Facebookも200万人超

斉藤徹 | 2010/10/19

mixi, Twitter, Facebook 2010年9月最新ニールセン調査 〜 Twitterが1100万人超、Facebookも200万人超

2010年9月度の最新ニールセン調査によると、ついにTwitterの国内利用者数(月次ユニーク訪問者数)は8月から10.5%成長し、1113万人になったことがわかった。データ元は、ネットレイティングス社提供によるインターネット利用動向調査「ニールセンNetView」サービスで、対象は一般家庭および職場のPCユーザーとした。

Chart1

ただしTwitter訪問者には専用クライアント(TweetDeck, Hootsuite等)のアクセスは含まれていないため、実際のユーザー数はもう少し多いはずだ。参考まで、Twitter社の9月4日ブログによると、Twitter.comユーザーは全Twitterユーザーの78%とのこと。この数値を単純に適用すると、9月度のTwitterユーザーは1,427万人と推定される。

また、この三社の2010年度、利用者数の推移は次のようになっている。

Chart2

2010年4月からしばらく横ばい状態が続いたTwitterだったが、ここに来て利用者をのばしはじめており、一般ユーザー層に普及しはじめた可能性がある。mixiは残念ながらPCベースでは停滞が続いているようだ。またFacebookは堅調に成長している様子がわかる。

なお、Facebookについては自社統計データ(月次ユニーク訪問者数やユーザー属性などのリアルタイムに近いデータ)を常に公開している。それに基づくFacebakers.comの最新チャートも参考まで掲載しておきたい。こちらによると最新データでは訪問者数は159万人とやや少なめになっている。

Save_image_4

さて、ニールセン調査に戻り、三社の最新ページビュー推移を見てみよう。

Chart3

このように、ベージビューで見ると依然としてmixiが他サービスを圧倒していることがわかる。Twitterはもともと平均ページビューが低いサービスだが、Facebookは平均ペーシビュー、平均滞在時間が非常に高いことで知られている。

例えば平均滞在時間で比較してみよう。次の表は、今回の2010年9月国内調査結果と、2010年2月ニールセン調査結果(10ヶ国平均)と比較すると次のようになる。

Chart6

この表を見ると、日本のTwitterユーザーは41分と10ヶ国平均より多いのに対して、Facebookは36分と10ヶ国平均の約1割程度の利用時間にとどまっており、まだまだ活性化に課題があることが推測できる。

ただしここ最近のFacebook盛り上がりは昨年のTwitterを思わせるものがあり、今後、国内のソーシャルグラフ(友人関係数)が増加していくと、この数字は大きくのびていくだろう。

最後に、これら3サービスの利用者の重なりのデータをチェックしてみよう。

Chart4

この表は、例えばmixiユーザーの42.4%はTwitterを、8.8%はFacebookを利用しているということを表している。特に目につくのは、TwitterとFacebookユーザーの重なりが多いことだろう。Facebookユーザーの53.3%はTwitterを利用している、つまり典型的なイノベーター、アーリーアダプター層ということだろう。

なお、この三社サービスの利用者合計は延べで22,766(千人)となるが、実際の重なりを考慮した「重複しない利用者数」は17,339(千人)、国内PCネットユーザーに対するリーチ率では28.6%となる。

■ インターネット利用動向調査Nielsen Online NetViewに関して
インターネット利用動向調査Nielsen Online NetViewは、日本のウェブサイトの利用状況を毎週、毎月ウェブサイトごとにユニーク・オーディエンス(当該期間に1回以上、ウェブサイトを訪問/視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数)などのデータとして契約顧客向けにネットレイティングス株式会社がレポートを提供しているものです。 詳細はこちらまで。

 


※本記事で使用しているニールセン株式会社提供データについては転載禁止となっております。

 データのご用命に関してはニールセン株式会社の下記お問合せ先にご連絡お願い致します。

<お問合せ先>
サービス内容、 資料請求等 に関するお問合せ
ニールセン株式会社 セールス&アナリティクス宛
TEL:03-4363-4201(セールス&アナリティクス直通)
E-Mail:jpw_ClientServices@nielsen.com

 

COMMENT

AUTHOR PROFILE

  • 著者:斉藤徹

株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役。

 

1985年、慶應義塾大学理工学部を卒業し、日本IBM株式会社入社。1991年2月、株式会社フレックスファームを創業。2005年7月、株式会社ループス・コミュニケーションズを創業し、ソーシャルメディアのビジネス活用に関するコンサルティング事業を幅広く展開。20年を超える起業家としての経験とビジネスに関する知見に基づき、ソーシャルシフトの提唱者として「透明な時代におけるビジネス改革」を企業に提言している。著書に『再起動 リブート』(ダイヤモンド社)『BEソーシャル 社員と顧客に愛される5つのシフト』『ソーシャルシフト これからの企業にとって一番大切なこと』(日本経済新聞出版社)、『新ソーシャルメディア完全読本』(アスキー新書)、『ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科書』(共著、KADOKAWA)など多数。

 

2016年4月から学習院大学経済学部経営学科の特別客員教授に就任。「起業論」「企業経営とトップマネジメント」「企業経営とソーシャルキャピタル」「インキュベーション塾」の講義を担当する。

  • twitter
  • facebook
記事の一覧を見る

ARCHIVES