mixi, Twitter, Facebook, Google+ 2011年8月最新ニールセン調査。Facebook訪問者、ついに1000万人超へ

斉藤徹 | 2011/09/20

mixi, Twitter, Facebook, Google+ 2011年8月最新ニールセン調査。Facebook訪問者、ついに1000万人超へ

9月18日に、2011年8月度のニールセン・インターネット視聴率が発表された。なお、先月からはGoogle+も比較対象に追加している。8月は、全サービスが堅調に伸びたが、やはりFacebookの成長性は際立ち、ついに1000万人の大台にのった。Google+に関しては、パネルにおける利用者が少なく、データの信頼性に問題がありと付記されているのでご注意いただきたい。データ元は、ネットレイティングス社提供によるインターネット利用動向調査「Neilsen/NetRatings NetView」サービス。対象は「一般家庭および職場のPCユーザー」としている。

Fig21

利用者数でいくと、mixiは1492万人(前月比106%)と増加し、Twitterの1496万人(同100%)に迫った。また、Facebookは1083万人(前月比114%)と1000万人を突破した。Google+は17万人(前月比182%)に留まっている。またペーシビューや利用時間では、mixiが他を圧倒しているが、Facebookの平均利用時間が前月比126%アップとなり、活性化もあわせてすすんでいることがわかった。

Twitter訪問者数には専用クライアント(TweetDeck, Hootsuite等)のアクセスは含まれていないため、実際のユーザー数はもう少し多い。参考まで、Twitter社のブログによると、Twitter.comユーザーは全Twitterユーザーの約78%とのこと。この数値を単純に適用すると、8月度のTwitterユーザーは約1918万人、対PCネット人口に対するリーチ率で30.2%となる。

ただし、このデータはあくまでPCを前提とした訪問者数(下図の①)であり、携帯利用者を含まないこと、非会員を含んでいることに注意いただきたい。

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mixiの決算発表およびSocialBakers最新データ、FindPeople onPlus最新データを引用し、各社の ①訪問者数(PCのみ。非会員を含む)、②アクティブ会員数(月1回以上訪問する会員数)、③登録会員数を比較すると、次表のようになる。

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参考まで、Netviewから毎週発表されている週次統計を時系列で表にまとめてみた。

Fig03
これは週次のアクティブユーザー(週で1回以上アクセスしたユーザー)をあらわしている。週次データでもGoogle+ は訪問者が少ないため、データ信頼性に問題ありと掲示されている。鳴物入りで登場し、メディアが過熱気味に報道していたGoogle+だったが、残念ながら現時点では低いレベルに留まり、活性化のきざしはあらわれていない。

続いて、三社のPCベースの利用者数推移を見てみよう。

Fig23

Facebookの堅実な成長ぶりが目立つが、mixiがここに来て加速しはじめ、Twitterを再逆転しそうな気配がある。次月はmixiページ効果も予想され、PCベースでの再成長のきざしが見えてきた。

なお、ニールセン調査ではないが、参考まで、2011年7月度のDocomo多機能携帯(スマートフォンを含まず)におけるインターネット視聴率調査をあわせて紹介しておこう。調査元はVideo Research Interactiveだ。

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このグラフを見てわかる通り、PCと比較して、多機能携帯の利用者においては未だにmixiがTwitterとFacebookを圧倒しているが、下降傾向な点が気になるところだ。ただし、このデータには、TwitterやFacebookが強いスマートフォンの統計は入っていないことに注意したい。多機能携帯からスマートフォンへのシフトも影響しているだろう。

さて、ニールセン調査に戻り、三サービスの最新利用時間推移、ページビュー推移を見てみよう。

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利用時間、ベージビューいずれも、依然としてmixiが他を圧倒しているが、Facebookが堅調に伸び、いずれにおいてもTwitterを逆転した。

ここで、平均滞在時間で比較してみよう。次の表は、今回の2011年7月国内調査結果と、2010年2月ニールセン調査結果(10ヶ国平均)を比較すると次のようになる。

Fig10

この表を見ると、日本のTwitterユーザーの月間平均利用時間は29分と、10ヶ国平均より少ないことがわかる。またFacebookは49分と10ヶ国平均をはるかに下回っており、まだまだ成長余地がありそうだ。Google+は6分。これは登録と初期閲覧のみの利用者が多いことをあらわしている。

続いて、これら4サービスの利用者の重なりのデータをチェックしてみよう。

Fig24

この表は、例えばmixiユーザーの48.9%はTwitterを、36.0%はFacebookを、0.8%はGoogle+を利用しているということを表している。

なお、Google+に関してはこちらの記事にて考察しているので、ご興味ある方はあわせて参照してほしい。
・ Google+、その国内アクセス状況、サービスの強み、今後の展開を予測する(2011/8)  

■ インターネット利用動向調査「Nielsen/NetRatings NetView」に関して
インターネット利用動向調査「Nielsen/NetRatings NetView」は、日本のウェブサイトの利用状況を毎週、毎月ウェブサイトごとにユニーク・オーディエンス(当該期間に1回以上、ウェブサイトを訪問/視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数)などのデータとして契約顧客向けにネットレイティングス株式会社がレポートを提供しているものです。 詳細はこちらまで。

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※本記事で使用しているニールセン株式会社提供データについては転載禁止となっております。

 データのご用命に関してはニールセン株式会社の下記お問合せ先にご連絡お願い致します。

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TEL:03-4363-4201(セールス&アナリティクス直通)
E-Mail:jpw_ClientServices@nielsen.com

 

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AUTHOR PROFILE

  • 著者:斉藤徹

株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役。

 

1985年、慶應義塾大学理工学部を卒業し、日本IBM株式会社入社。1991年2月、株式会社フレックスファームを創業。2005年7月、株式会社ループス・コミュニケーションズを創業し、ソーシャルメディアのビジネス活用に関するコンサルティング事業を幅広く展開。20年を超える起業家としての経験とビジネスに関する知見に基づき、ソーシャルシフトの提唱者として「透明な時代におけるビジネス改革」を企業に提言している。著書に『再起動 リブート』(ダイヤモンド社)『BEソーシャル 社員と顧客に愛される5つのシフト』『ソーシャルシフト これからの企業にとって一番大切なこと』(日本経済新聞出版社)、『新ソーシャルメディア完全読本』(アスキー新書)、『ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科書』(共著、KADOKAWA)など多数。

 

2016年4月から学習院大学経済学部経営学科の特別客員教授に就任。「起業論」「企業経営とトップマネジメント」「企業経営とソーシャルキャピタル」「インキュベーション塾」の講義を担当する。

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