Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率

斉藤徹 | 2011/12/05

Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率

 

In the looopでは、PCと多機能携帯の毎月インターネット視聴率をご紹介している。


過去データはこちらでどうぞ 「ソーシャルメディア視聴率

 

視聴率データは、それぞれPCはネットレイティングス社「Neilsen/NetRatings Netview」、携帯はビデオリサーチ・インタラクティブ社の「Mobile Media Measurement for i-mode」から提供をいただいている。ただし、携帯視聴率の方は、(1)対象キャリアはNTTドコモのみ、また (2)スマートフォンは対象外 としている点にご注意いたたきたい。

 

当記事では、ソーシャルメディアサイトの携帯ネット視聴率、2011年10月分をお届けしたい。

 

 

■ 携帯サイト(ドコモ多機能携帯)の視聴ランキングについて

 

まずは全携帯サイトの視聴データランキングからトップ20を紹介しよう。

 

 

 

それぞれの携帯サイトに関して、推定接触者数(千人)、リーチ率、平均訪問回数、推定視聴ページ数(千回)、平均視聴ベージ数、平均滞在時間が調査されている。基礎となる2010年推定人口テーブルではドコモiモード月次利用者を約2170万人としている。

 

ソーシャルメディア系では、Ameba(Amebaモバイル)は先月5位から6位。GREEは先月14位から15位、Mobageは32位から35位、mixiは先月と同様に25位となった。リーチ率ではそれほど目立たないソーシャルメディア系サイトだが、訪問回数や滞在時間では突出しており、他の携帯サービスと比較して圧倒的なスティッキネスを誇っている。この中から、ソーシャルメディア系携帯サイトを抽出すると以下のようになる。

 

 

 

なお、ameba.jpの数値にはameblo.jpを、mixi.jpの数値にはmixi.netを、それぞれ含んだ統計値としている。接触者数とリーチ率ではAmeba、平均訪問回数ではmixi、視聴ページ数と平均滞在時間ではGREEとMobage、それぞれ強い分野が明確にあらわれている点が興味深い。

 

 

■ 推定接触者数、推定視聴ページ数、推定総滞在時間の時系列推移について

 

続いて、これら4サービスの推定接触者数、推定視聴ページ数、推定総滞在時間をそれぞれ時系列で比較してみよう。なお、推定総滞在時間は、推定接触者数に平均滞在時間をかけ合わせることで算出している。また、この調査は携帯シェア50%のドコモを対象としており、二倍すればおおよそ携帯アクセス状況に近いと見ることもできるだろう。ただし現時点ではスマートフォンは対象外となっている点に注意したい。

 

  
まず、推定接触者数でみると、Amebaが9ヶ月連続でトップを維持し、GREE、mixi、Mobageと続いた。ただ、全体的にスマートフォン移行の影響で、明確なダウントレンドとなっている。例えば半年前と比較すると、Amebaが▲21%、GREEが▲15%、Mobageが▲14%、mixiが▲25%と、それぞれ減少が続いている。

 

なお、四社のスマートフォン対応や業績比較については、下記記事にて詳細を記載しているのでご参考に。
・ 直近決算発表に基づくmixi、GREE、Mobage、Amebaの業績比較 (2011/11) 

 

 

 

 

一方、この二つのチャートは、推定視聴ページ数(上図)と推定総滞在時間(下図)の時系列推移だ。視聴ベージ数ではMobageが、総滞在時間ではGREEがリードしている。接触者数でトップのAmebaだが、ページ数と滞在時間で比較すると、他サービスの20-25%程度に留まっている。GREEは利用者数でダウントレンドなのにもかかわらず、視聴ページ数、視聴時間はアップトレンドになっており、視聴ページ数でもMobageを来月にも抜きそうな勢いだ。mixiは視聴ページ数、視聴時間ともに下降傾向にあり、Amebaは横ばいでの推移となっている。

 

 

■ 利用者属性(学生、主婦、職業人)別、リーチ率と平均滞在時間について

 

最後に、属性別 (学生、主婦、職業人) のリーチ率と平均滞在時間を見てみよう。
 ※当初公開した利用者属性のグラフに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
(2012年1月) 

 

 

リーチ率では、職業人、学生、主婦、無職他を通して、Amebaがトップとなった。Amebaとmixi、GREEとMobageは、ユーザー層がほぼ同一傾向にあることも明確にわかる。全サービスを通じて、学生と無職他層の携帯コンテンツ利用率が高く、職業人や主婦は10-20%程度少ない傾向にある。

 

 

 

最後に、属性別の平均滞在時間を見てみよう。先月、Mobageが強かった無職他のエリアでGREEが逆転したが、今月もその状態を維持している。

 

 

■ モバイル・インターネット視聴データ Mobile Media Measurement(β) について

 

ビデオリサーチインタラクティブ社の提供するMobile Media Measurementは、アクチュアルでのモバイル・インターネット視聴データを取りまとめたものを、ASPによるサービスにて提供するもので、i-modeユーザー版とYahoo!ケータイユーザー版があります。詳細は こちら まで。

  • 調査対象者 全国の男女15歳以上のi-mode利用者
  • 標本抽出法 ドコモプレミアクラブ会員より抽出
  • 視聴データ取得方法 NTTドコモの「iモードアクセス履歴検索サービス」に調査対象者が加入し、定期的にアクセス履歴データを取得し、VRIにデータ転送
  • データ更新頻度
    ログデータ:毎月末に前月分データを更新

    アンケートデータ:毎年秋頃更新予定
  • 調査標本数 2010年8月時点/約2600サンプル (ただし毎月変動します)

 

 

記事執筆)  斉藤  徹 https://www.facebook.com/toru.saito

COMMENT

12 件のフィードバック

  1. akiakatsuki より:

    スマホ移行の影響で全体にダウントレンド。 Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 http://t.co/lCPXnk4Z via @LooopsCom

  2. peaceyuta より:

    GREEの成長が顕著! Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 http://t.co/p15uVYL0 via @LooopsCom

  3. kodamahha より:

    Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 http://t.co/a6YT3K48 via @LooopsCom

  4. kiria25 より:

    学生:mixi、主婦:Mobage、無職:GREEなのか。

  5. akatuki_sato より:

    さらにmixiやばいな・・・

  6. nagae1 より:

    さらにmixiやばいな・・・ / “Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 in the looop 斉藤徹” http://t.co/zV6aQEKp

  7. start_it_jp より:

    Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴 … http://t.co/JXEAvxTv (via Instapaper)

  8. novolver より:

    Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率
    http://t.co/ptDIyqgz

  9. tagkaz より:

    “Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 in the looop 斉藤徹” http://t.co/UIkdcw8J

  10. tagkaz より:

    Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年 10月最新のドコモ携帯ネット視聴率 in the looop 斉藤徹 http://t.co/8EDLAfq8

  11. isefuminori より:

    自分の知っているサービスでのスマートフォンによる影響も記事中にある「推定接触者数推移」と同様です。 –Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 http://t.co/OBAaqdNb via @LooopsCom

  12. kazbomb より:

    ガラケー徐々に落ちてきたな。意外と緩やかだけど。RT Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年10月 最新ドコモ携帯ネット視聴率 http://t.co/eWk8oJcq @LooopsComさんから

AUTHOR PROFILE

  • 著者:斉藤徹

株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役。

 

1985年、慶應義塾大学理工学部を卒業し、日本IBM株式会社入社。1991年2月、株式会社フレックスファームを創業。2005年7月、株式会社ループス・コミュニケーションズを創業し、ソーシャルメディアのビジネス活用に関するコンサルティング事業を幅広く展開。20年を超える起業家としての経験とビジネスに関する知見に基づき、ソーシャルシフトの提唱者として「透明な時代におけるビジネス改革」を企業に提言している。著書に『再起動 リブート』(ダイヤモンド社)『BEソーシャル 社員と顧客に愛される5つのシフト』『ソーシャルシフト これからの企業にとって一番大切なこと』(日本経済新聞出版社)、『新ソーシャルメディア完全読本』(アスキー新書)、『ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科書』(共著、KADOKAWA)など多数。

 

2016年4月から学習院大学経済学部経営学科の特別客員教授に就任。「起業論」「企業経営とトップマネジメント」「企業経営とソーシャルキャピタル」「インキュベーション塾」の講義を担当する。

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