In the looopでは、PCおよび携帯とわけて、それぞれ月1回、ソーシャルメディア最新視聴率をご紹介している。
視聴率データは、それぞれPCはネットレイティングス社「Netview」、携帯はビデオリサーチ・インタラクティブ社の「Mobile Media Measurement for i-mode」から提供をいただいている。ただし、携帯視聴率の方は、対象キャリアが国内約50%のシェアを持つNTTドコモのみ、またスマートフォンは対象外としている点にご注意いたたきたい。
さて、今日は、第二回目となるソーシャルメディア携帯視聴率、2011年2月分をお届けしたい。
■ 携帯サイト(ドコモ多機能携帯)の視聴ランキングについて
まずは全携帯サイトの視聴データランキングからトップ20を紹介しよう。
それぞれの携帯サイトに関して、リーチ率、平均訪問回数、平均視聴ベージ数、平均利用時間が測定されている。グレイの背景となっているものは、各項目でのトップ5だ。また順位はリーチ率を基準としている。
ソーシャルメディア系では、Ameba(Amebaモバイル)が先月11位から7位と上昇してトップ、先月7位だったGREEは逆に11位にとどまった。Mobage(モバゲー)は変わらず17位、mixiは先月24位から19位にランクアップした。リーチ率ではそれほど目立たないソーシャルメディア系サイトだが、平均訪問回数、平均利用時間を見ると突出しており、圧倒的なスティッキネスを誇っていることがわかる。
この中から、ソーシャルメディア系携帯サイトを抽出すると以下のようになる。
なお、ameba.jpの数値にはameblo.jpを、mixi.jpの数値にはmixi.netを、それぞれ含んだ統計値としている。リーチ率ではAmeba、平均訪問回数(フリークエンシー)ではmixiが圧倒、平均視聴ページ数と利用時間ではMobageと、それぞれ強い分野があらわれた興味深い結果となった。
■ リーチ率と平均利用時間の時系列推移について

続いて、このグラフは四社のリーチ率を時系列であらわしたもの。リーチ率で見ると、Amebaがこの2ヶ月で躍進する一方、GREEが大きく落としたことがわかる。Amebaを除く三大SNSは、mixiが平行線、Mobageが微減、GREEが減少と、利用者数では成熟期に入ったと言えるだろう。今後、スマートフォン利用者の増加、震災の影響などで、この傾向はさらに強まるものと思われる。

一方、一人あたりの利用時間では、Mobageが引き続きトップ、mixiとGREEが並ぶ。リーチ率トップのAmebaは、三大SNSと比較すると20-25%程度に留まっており、滞在時間に大きな差があることが見て取れる。
■ 利用者属性(学生、主婦、職業人)別、リーチ率と平均利用時間について
最後に、属性別 (学生、主婦、職業人) のリーチ率と平均利用時間を見てみよう。

リーチ率では、学生、主婦、職業人を通して、Amebaがトップとなった。この学生には、高校生、大学生、専門学校生を含んでいる。参考まで、高校生では、GREEが50%とトップ、続いてAmeba、mixiとなり、意外にもMobageは35%で4位だった。大学生の分布はほぼ全学生分布に類似しており、Ameba > mixi > GREE > Mobage の順となっている。

最後に、属性別の平均利用時間を見てみよう。利用時間の長いMobageだが、意外にも職業人がそれを牽引していることがわかった。Mobageの収益力は、マニアックで、かつ収入のある職業人の固定客に支えられているようだ。
■ モバイル・インターネット視聴データ Mobile Media Measurement(β) について
ビデオリサーチインタラクティブ社の提供するMobile Media Measurementは、アクチュアルでのモバイル・インターネット視聴データを取りまとめたものを、ASPによるサービスにて提供するもので、i-modeユーザー版とYahoo!ケータイユーザー版があります。詳細は こちら まで。
- 調査対象者 全国の男女15歳以上のi-mode利用者
- 標本抽出法 ドコモプレミアクラブ会員より抽出
- 視聴データ取得方法 NTTドコモの「iモードアクセス履歴検索サービス」に調査対象者が加入し、定期的にアクセス履歴データを取得し、VRIにデータ転送
- データ更新頻度
ログデータ:毎月末に前月分データを更新
アンケートデータ:毎年秋頃更新予定 - 調査標本数 2010年8月時点/約2600サンプル (ただし毎月変動します)





