X(旧Twitter)アップデート情報まとめ!【2025年6月版】 - in the looop | Looops communications

X(旧Twitter)アップデート情報まとめ!【2025年6月版】

in the looopニュース | 2025/06/13

X(旧Twitter)アップデート情報まとめ!【2025年6月版】

【2025年6月版】X(旧Twitter)の最新アップデートまとめ

急速に進化を続けるX(旧Twitter)では、多数の機能改善や新機能が発表されました。
タイムラインUIの変更や新しいスペース分析機能の追加に加え、Grok Studioの拡張、暗号化対応の新DM「XChat」の導入、長文投稿にも対応するAPIの刷新など、企業アカウント運用に関わる担当者にとって注目すべきアップデートが数多くあります。
本記事では、マーケティング視点で確認しておきたい最新動向を一挙にまとめてご紹介します。
プラットフォームの進化に乗り遅れないためにも、ぜひチェックしてください。

 

 

【2025年5月発表】X(旧Twitter)で急加速する機能強化:XChat・Grok・4K動画対応など注目機能を解説

2025年5月、X(旧Twitter)では、コミュニケーション、クリエイティブ、映像体験を大きく変える複数の新機能が発表・展開されています。
企業のマーケティング担当者やSNS運用担当者が知っておきたい最新アップデートをわかりやすくまとめました。

新世代DM機能「XChat」がβ版リリース(2025/5/29)

 

P4mui  on Twitter / X

 

多機能なDMへ進化

一部ユーザーにβ版として提供が始まった「XChat」は、これまでのDM(ダイレクトメッセージ)を大幅に刷新する新機能群です。
以下のようなアップデートが予定されています:

  • エンドツーエンド暗号化:第三者の盗み見を防止し、プライバシーを強化
  • ファイル送信対応:画像・動画以外のドキュメントなども共有可能に
  • 未読に戻す機能:後で読み返すためのリマインド用途に便利
  • 送信メッセージの「全員から削除」:誤送信にも柔軟に対応
  • 「消えるモード」機能:閲覧後自動削除されるメッセージ形式にも対応

 

キャンペーン応募者対応や、パートナー企業とのやりとりを行う場としてDMを活用している企業にとって、セキュリティ強化と利便性向上は大きなメリットです。

 

アカウントアクティビティAPI(AAA)v2がリリース!企業のSNS活用がさらに進化へ (2025/5/21)

Developers on Twitter / X

 

X(旧Twitter)の開発者向けアカウント「XDevelopers」より、アカウントアクティビティAPI(Account Activity API、通称AAA)の最新版「v2」が正式に発表されました。

今回のアップデートは、エンタープライズ向けに提供開始されており、近い将来にはPro開発者向けのセルフサービスも公開予定とのことです。

 

アカウントアクティビティAPI(AAA)とは?

AAAとは、ユーザーアカウントで発生するアクティビティ(投稿、DM、いいね、リツイートなど)をリアルタイムで取得できるAPIです。

これにより、以下のような対応が可能になります:

  • 顧客からのDMへの自動応答
  • 投稿やメンションへの迅速な対応
  • ユーザー行動データに基づいたインサイトの取得

マーケティングやCS(カスタマーサポート)の業務自動化・高速化を実現する上で、非常に有用なAPIです。

 

v2で何が新しくなったのか?

✅ 新しいWebhooksエンドポイント

  • /2/webhooks エンドポイントでWebhookの管理が可能に。
  • モダンな構成で、よりわかりやすく使いやすい仕様へ進化。

 

✅ AAA v2専用エンドポイントが追加

  • /2/account_activity/webhooks でサブスクリプションの管理が可能。
  • シンプルで直感的なAPI設計に。

 

✅ 長文ポスト(Longform Post)に対応

  • 以前は取得が困難だった長文ポスト(拡張ポスト)も完全対応。
  • Xの投稿形式の進化に合わせて、APIもアップグレード。

 

✅ エンタープライズ向けに先行提供中(Pro開発者向けにも近日公開予定)

現在AAA v2は、エンタープライズパートナー向けに先行提供されていますが、X公式によると、今後セルフサーブでPro開発者も利用可能になる予定です。

これにより、より多くの企業がAPIを活用したリアルタイムマーケティングやCSの自動化に取り組めるようになります。

 

XのアカウントアクティビティAPI v2は、企業にとって「顧客対応のリアルタイム化」や「業務の自動化」を加速させる重要なアップデートです。

 

生成AI「Grok」が進化:グラフ&PDF生成に対応 (2025/5/18)

■ブラウザ上でのグラフ生成に対応

Yaroslav on Twitter / X

 

データを入力するだけで、Grokが自動でグラフを生成する機能が実装されました。
今後、モバイル対応も予定されています。

SNS投稿用のインフォグラフィックや、社内レポート向け資料の作成がスピーディーになり、AIを活用した「データ可視化マーケティング」が加速しそうです。

 

■PDF生成も可能に(Grok Studio)

Yaroslav on Twitter / X

 

Grok StudioではPDFの自動生成機能もβ版で提供開始しました。

  • レター形式の文書
  • 履歴書(レジュメ)
  • 請求書(インボイス)
  • 飲食店のメニューなど

といったビジネス文書をAIが生成可能で、ユーモアを交えた例として「Cybertruck Coleslaw」「MAGA Meatballs」などのメニューが紹介されています。

 

クリエイティブな販促資料や、企業向けの営業資料など、スピード重視の制作業務をAIに任せる流れが加速中です。

 

プレミアムユーザー向けに「4K動画アップロード」が解禁 (2025/5/15)

Engineering on Twitter / X

 

高画質コンテンツでブランド表現の幅が拡大

X Premium加入者向けに、4K画質の動画アップロードが可能になりました。
視聴はすでにWeb・iOSでグローバル対応済みです。

活用ポイント:イベント映像、製品紹介動画、ブランドムービーなど、高画質コンテンツでの訴求がしやすくなります。
Xの動画活用がより戦略的なものへと進化する予感です。

 

投稿の下に「感情調査」アンケートが表示される新機能をテスト中 (2025/5/8)

Aaron on Twitter / X

 

Xは、特定の投稿の下にアンケート形式で「この投稿を見て後悔しましたか?」「この投稿に興味を持ちましたか?」といった感情を尋ねるUIのテストを進めているようです。

 

このようなアンケートが実装されることで、以下のような変化が予想されます。

  • ユーザーの感情ベースでの投稿評価が可能に →「いいね」や「リポスト」では測れないネガティブな感情(例:「不快だった」「時間のムダ」など)を可視化。
  • アルゴリズムの精度向上 →ユーザーが「後悔」したと答えた投稿は今後のタイムライン表示に影響を与える可能性大。
  • ブランド投稿の影響も可視化される →広告や企業投稿に対して「興味を持った」が多ければエンゲージメントの指標として有効。逆に「後悔」が多ければコンテンツ改善のきっかけに。

 

Aaron on Twitter / X

 

XのiOSアプリに、AIチャットボット「Grok」と連携した新機能が追加される兆候があります。

具体的には、検索バーに「Grokで検索(Search with Grok)」というボタンが表示され、AIを活用した情報検索が可能になると見られています。

Xでは今後、ユーザーの感情データをもとにした投稿評価や、AIによる検索・回答体験の強化が進んでいく見込みです。

 

【2025年4月発表】タイムライン改善・Grok機能強化・スペース分析など、SNS担当者必見の変更点

 

iOSタイムラインに3つの変更:直感的な操作性を向上 (2025/4/27)

 

XはiOS版のタイムラインに以下の3点のUI改善を進めています。

  • プロフィールアイコンに「+」ボタン追加: ユーザーのプロフィール画像上にフォローボタンを重ねて表示。タップ1つでフォローできる設計に。
  • スワイプ操作の標準化: スワイプでタブ移動やアクションができるジェスチャーがデフォルト設定に。操作がより直感的に。
  • いいねボタンが「丸型」に: 従来のハートアイコンから楕円状の新デザインに変更。エンゲージメントの視認性が向上。

 

UIの変更はエンゲージメント動向に影響を与える可能性があります。今後、フォロワー増加や投稿反応の変化を観察しておきましょう。

 

 

企業のマーケティングやSNS運用を担当している方にとって、X(旧Twitter)などのSNSで自社コンテンツを拡散する際、「リンク付き投稿はリーチが下がるのでは?」と悩むことはありませんか。
実際、Elon Musk氏も「リンクを直接投稿するよりも、要約や画像・動画を投稿し、必要に応じてリンクはリプライ欄に記載するのが効果的」と発信しています。

 

リンク投稿はリーチが下がるのか?

SNSのアルゴリズムは、ユーザーができるだけ長くプラットフォーム上に留まることを重視しています。
そのため、外部リンクを含む投稿は、ユーザーがSNSから離脱する可能性が高くなり、結果的に表示回数(リーチ)が下がりやすい傾向があります。

 

効果的な投稿方法 • コンテンツを投稿内で完結させる

記事や動画の要点・魅力を、投稿文や画像・動画でしっかり伝えましょう。
投稿を見ただけで内容が伝わると、シェアされやすくなります。

 

• リンクはリプライ欄に記載
どうしてもリンクを案内したい場合は、投稿のリプライ欄にURLを載せることで、リーチ低下を防ぎつつ、興味を持ったユーザーにアクセスしてもらえます。

 

• 画像や動画を活用 テキストだけでなく、オリジナルの画像や動画を添付することで、視覚的な訴求力が高まり、エンゲージメントも向上します。

 

SNSで自社コンテンツを拡散する際は、「リンクを直接貼らず、投稿自体を価値ある情報として完結させる」ことがリーチ最大化のポイントです。

リンクは必要に応じてリプライ欄に記載し、ユーザーが投稿だけで内容を理解できる工夫を心がけましょう。

 

スペース(音声配信)にアナリティクス機能が登場 (2025/4/17)

Zach Warunek on Twitter / X

 

Xアナリティクスに「スペース」専用タブが新設されました。

  • 開催済みスペースの一覧が確認可能
  • 各スペースごとの視聴数やエンゲージメントデータを分析可能

 

音声コンテンツを使ったファンマーケティングや採用広報を行っている企業には朗報です。今後、スペースのROIをデータで測れるようになるため、活用戦略の見直しが可能になります。

 

Grokの進化が止まらない:記憶機能&Grok Studio登場 (2025/4/17)

生成AIチャット「Grok」に関して、以下の2つの大型アップデートが発表されました。

■ 会話の記憶機能(Memory機能)【β版】

Grok on Twitter / X

 

  • ユーザーとのやりとりをGrokが記憶し、次回以降の回答に反映
  • 記憶内容はユーザーが確認・削除可能(※Androidは今後対応予定)

 

ただし、EU/UK地域では利用不可で、X内での導入も近日予定です。

 

■ Grok Studio公開:共同作業が可能に

Grok on Twitter / X

 

  • コード実行(HTML, Python, C++, JS, Typescript, Bash)をプレビューで確認可能
  • Google Drive連携:ドキュメントやスライドを取り込んで編集可能
  • ドキュメント、コード、レポート、ブラウザゲームの共同作成が可能

 

SNS投稿用コンテンツのドラフト作成や、社内向け資料の下書き作成などに活用できそうです。X Premiumでなくても無料で試せるのも魅力です。

 

Grokが「3.5」から「4」へ進化!年末にかけてAIがさらに高度化 (2025/4/10)

Chris Park on Twitter / X

 

xAIは、わずか1年余りで急速なAI開発を進めており、近日公開予定の「Grok 3.5」から、2025年末には「Grok 4」へのアップデートを予定しています。

この進化により、企業アカウントの運用にも以下のようなメリットが期待できます。

  • 画像の即時編集が可能に 画像投稿やUGC(ユーザー生成コンテンツ)への対応がより柔軟になります。たとえば、タイムライン上で見つけた画像に対し、Grokを使って直接編集できるようになることで、リアルタイムな情報加工や引用が容易に。
  • カスタマー対応の自動化が進化 高度な自然言語処理により、企業の問い合わせ対応やFAQ自動応答もより精度が高まる可能性があります。

 

パロディ・ファン・コメントアカウントへの新ルール導入。4月10日から順次適用 (2025/4/5)

2025年4月10日より、X(旧Twitter)はパロディ(Parody)・コメント(Commentary)・ファン(Fan)アカウント(以下「PCFアカウント」)に対して新たな透明性ルールの適用を開始しました。これは、ユーザーが本物と偽物をより明確に区別できるようにするための変更です。

Safety on Twitter / X

 

どのような変更なのか? — ポイントは「名前の表記」と「アイコン」

1.アカウント名に「PCF対応キーワード」の記載が必須に

4月10日以降、パロディ・コメント・ファンアカウントは、アカウント名の冒頭に明確なキーワード(例:「Parody」「Fan account」「Commentary」など)を含めることが義務化されました。

これにより、ユーザーがアカウントの立ち位置(非公式/ネタアカウント)をすぐに理解できるようになります。

 

2.アイコン(アバター)の使い回しも禁止

PCFアカウントは、描写対象と同一またはほぼ同一のアイコン(アバター)を使用することが禁止されます。たとえば、企業ロゴや本人画像をそのまま使用している場合は、差し替える必要があります。

 

3.パロディラベル付きアカウントも対象に

すでに「パロディ」ラベルを付けているアカウントであっても、今回のPCFルールが適用される点に注意が必要です。今後、X側でラベル自体の仕組みも改善される予定で、その詳細は追って発表されるとしています。

 

Xはこのアップデートの目的を「ユーザーに対してアカウントが非公式であることを明確に伝えるため」「なりすましや混乱を防ぐため」と説明しています。

SNSにおけるなりすましは、ブランドイメージの毀損や誤情報の拡散につながる可能性があり、特に企業にとってはリスク要因となります。

 

コミュニティノートの信頼性がさらに向上 (2025/4/1)

Community Notes on Twitter / X

 

Community Notes公式(@CommunityNotes)によれば、ノートの評価アルゴリズムに改良が加えられました。

  • 特定視点の「偏り評価」を排除する仕組みを強化
  • 多様な視点の評価が揃わないと「役に立つ」ステータスが付与されない
  • 評価不足のノートは「プレビュー表示」&「Needs Your Help」タブで追加評価を促進

 

情報の信頼性確保が強化されたことで、企業アカウントが誤情報に巻き込まれるリスクが軽減される可能性があります。逆に、自社に関するノートが出た際のチェックも引き続き重要です。

 

まとめ

今回のアップデートでは、Grokの会話記憶機能やStudioによるコンテンツ生成強化、Spacesの分析機能追加、DMの暗号化・XChatの登場など、Xは多機能化と高性能化を急速に進めています。
タイムライン操作性の改善や、外部リンクの影響に関する情報も運用方針に影響を与えるポイントです。
企業アカウント運用では、これらの変化を把握し、GrokやAAA v2 APIの活用、投稿設計の見直しなど、実務に活かす視点が求められます。
今後の進化にも注視していきましょう。

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