X(旧Twitter)関連情報まとめ 2024年3月

Kitahara | 2024/04/19

X(旧Twitter)関連情報まとめ 2024年3月

2024年3月のX(旧Twitter)の関連情報をまとめました。

 

Xが長文コンテンツを公開できる機能「Articles」を開始 3/8 

Xは、プレミアムプラス加入者および認証済み組織が長文コンテンツを公開できるようにする機能「Articles」を導入しました。
「Articles」を使用するとユーザーは太字、斜体、取り消し線のテキスト、箇条書きや番号付きリストなどのさまざまな書式設定オプションを使用してコンテンツの作成をすることができます。
また、画像やビデオを埋め込んで記事に視覚的な変化を加えることも可能です。
記事は公開されるとユーザーのプロフィールからアクセスできるようになり、またフォロワーのタイムラインに表示され、リポスト、返信、いいねができるようになります。
広告の非表示、返信の最も上位への表示といったプレミアムプラスの主な機能に「Articles」を加えることでユーザーがより質の高いコンテンツを生み出す環境を作り、サブスクリプションへの加入者を増やし収益を高める狙いがあると思われます。

 

 

マーケティングプランやキャンペーンアイデアの企画に使える「Xモーメントカレンダー」(2024年4月~6月版)のローンチ 3/8

X社が四半期ごとに発表しているモーメントカレンダーがローンチされました。
モーメントカレンダーは人々の購買意向が高まるゴールデンウィークやクリスマスから、国際的なスポーツイベントや映画・音楽といったエンターテイメントまで、利用者が多いXだからこそ盛り上がる情報を幅広く取り上げています。

X利用者の購買意欲が高まる瞬間をしっかりと捉え、興味や関心に沿った効果的なマーケティング活動の実行ができます。 ユーザーの関心の高い情報はトレンドやハッシュタグ、キーワード検索からもリーチが可能となり、 話題となる大きな可能性を持っています。

 

 

「いいね」や「リポスト」を非表示へ 3/9

イーロン・マスク氏はX上でのユーザーとのやり取りで、「いいね」機能や「リポスト」機能を非表示にする意向を表明しました。
「いいね」や「リポスト」を非表示にする具体的な日時は明らかにしていませんが、「インプレッション数(投稿が表示された回数)」だけがタイムラインで見られると投稿しています。

このような仕様変更を行う理由については明言していませんが、「1年間これをやりたいと思っていた」とマスク氏は投稿しています。

「いいね」や「リポスト」を目標指数のひとつに設定して企業アカウントを運用されている方は、今後の仕様変更の情報には注視が必要です。

 

匿名アカウントの実名を明らかにすることはルール違反だと明記 3/27

Xは個人情報に関するポリシーを更新し、X上で共有してはならない情報として「匿名のユーザーの身元(名前やそのユーザーを描いたメディアなど)」の項目を追加しました。
これはX上で匿名アカウントで活動していたアメリカの漫画家の身元が晒され、それに関与した多数のアカウントが運用停止になった件を発端にしてX側が措置を取ったものとみられ、同社は安全でセキュアなプラットホームの維持するというXの取り組みを強化すると投稿しています。

 

 

xAIのチャットボットGrokをプレミアムユーザーにも提供拡大へ 3/28 

イーロン・マスク氏はXが提供するサブスクリプション最上位プランのプレミアムプラス加入者への特典であったAIツールGrokの提供を、1つ下のプランであるプレミアムのユーザーにも使えるようにすると発表しました。
GrokはリアルタイムのX投稿にアクセスでき、最新の情報や幅広いトピックに関する洞察を提供できることを特徴としています。
またGrokの提供拡大の背景として、広告収益が下がっているX社の新たな収入源のひとつとしてサブスクリプションへの加入者を増やす狙いがあるものとみられます。

 

 

以上、2024年3月のX(旧Twitter)の関連情報をまとめました。

Xの投稿から「いいね」や「リポスト」の数が表示されなくなる仕様になることについて、ユーザーからは戸惑いの声が相次いでいます。
実際にこのような仕様変更が行われた際にはさらにXに対する懐疑的な意見が出ることが予想されますが、そうした中でのXの動向について今後もお伝えしていきたいと思います。

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