The Verge、examiner.comによると、Facebookがバレンタインデーにちなんで交際ステータス関連の投稿の分析結果を公開した。個人情報につながる交際ステータスを分析することについて不安を示すメディアもある一方、Facebookは、人々の交際関係と地域や宗教、経済との連関を明らかにすることで、バレンタインデーの日に人間関係について考えるきっかけを提案している。
調査結果によると、米国の主要都市50のうち、恋愛願望が最も少ないのはサンフランシスコである。また、単身者が最も少なくパートナーが多いのはコロラド・スプリングズ、単身者が最も多いのはデトロイトだという。一概には評価できないが、安定した経済環境下にある地域とそうでない地域ではFacebook上の人間関係ステータスに大きな違いが出た結果となった。
調査では、カップルの継続性についても分析している。米国のFacebookユーザーのうち、3カ月間交際ステータスを変更しないユーザーの半分は、少なくとも4年以上その関係性が継続する傾向にあるという。カップルの破局が最も多いシーズンは5月から7月の夏。バレンタインデーのシーズンには破局が減る傾向にあるが、このシーズンに付き合い始めた人々はそれ以降2年しか関係性が継続しない傾向にあるという。
今後もFacebookでは、シーズンやトレンドに合わせて同様の調査を実施する予定であるという。Facebookユーザーの基本情報、いわゆるスタティックな情報以外に、日々行われている膨大な共有情報についての調査に対しても関心が高まっている。
単身者とカップル率の散布図
*Image source: Valentine’s Day on Facebook
(鬼頭正己:in the looop 編集部)
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