訪問者数を見ると、Facebookが1305万人(前月比104%)、Twitterが1359万人(前月比101%)といずれも微増。mixiは804万人(前月比99%)とわずかに減少した。ただし、依然として平均訪問時間はmixiが圧倒的に長い。Google+は205万人(前月比101%)と微増で、先月の勢いは見られなかった。Linkedinは2o万人(前月比113%)と増加した。なお、Twitter訪問者数には専用クライアント(TweetDeck, Hootsuite等)のアクセスは含まれていないため、実際のユーザー数はもう少し多い。参考までに、Twitter社のブログによると、Twitter.comユーザーは全Twitterユーザーの約78%とのこと。この数値を単純に適用すると、1月度のTwitterユーザーは約1743万人、対PCネット人口に対するリーチ率で28.5%となる。
なお、このデータはあくまでPCを前提とした訪問者数であり、以下の点に注意する必要がある。
- フィーチャーフォンやスマートフォンからの訪問者数を含んでいない。例えば2011年7-9月度のmixiのページビューの機種別比率は PC14%、フィーチャーフォン78%、スマホ8%。また 公表値 から推定されるPCアクティブ会員数は総計1516万人の約50%となる。
- 非会員の訪問、すなわち各SNSトップページへの訪問者やオープンなページ(Facebookページ、mixiページ)への訪問者を含んでいる。したがってアクティブ会員数とは一致しない。
- PCはWindows PCのみであり、MACやタブレットPCなどは含まない。
- 視聴率測定しているのは家庭と職場のみであり、学校やネットカフェなどからのインターネット利用は含まれていない。
これら5サービスの訪問者数を時系列推移で表すと次のようになる。
【ニールセン/ネットレイティングスのコメント】 ニールセン/ネットレイティングスは2011年10月データよりmixiの集計対象URLの変更をおこないました。これにより2011年10月以前と以降のデータの継続性は失われています。弊社ではデータ公表時点でのデータを公式データとしていますので、集計対象URLの変更を過去データに遡って反映させません。しかし、mixiの利用状況の把握に誤解が生じる可能性があるため、時系列利用動向グラフにのみ参考値として、2011年10月に集計対象から外したURLを含まない訪問者数を線形でのみご提示させて頂いております。
ニールセン/ネットレイティングスのコメントにある通り、2011年9月まではmixiの推定訪問者数に外部サイトで「イイネ!」ボタンが表示されたユーザーも含まれていた。グラフにおける濃いオレンジのラインだ。それに対して2011年10月以降は、その数値を除外したことで集計値が大きくダウンした。過去にさかのぼって「イイネ!」ボタンを除外した数値である mixi(参考値)は薄いオレンジのラインで表示している。この集計方法の変更により、mixiは3位に後退している。
続いて、5サービスの利用時間とページビューを時系列推移で見てみよう。
mixiはページビュー、訪問時間ともに減少傾向が続いており、それに反比例するようにFacebookは両指標ともに増加している。Facebookは唯一明らかな増加傾向を見せており、着実に浸透していることがわかる。仮にこのままのペースでいけば、近いうちにFacebookが首位に立つことも考えられる。Twitterは横ばい傾向が続いている。この二つの指標では Google+ とLinkedinは比較できるレベルにない。
次に、5サービスの訪問者の重なりのデータをチェックしてみよう。
この表は、たとえばmixiユーザーの51.8%はTwitterを、51.7%はFacebookを、8.4%はGoogle+を0.8%はLinkedinを利用しているということを表している。Linkedinに関しては、9割弱のユーザーがFacebookも利用していることがわかる。
最後に、各サービスの訪問者属性を見てみよう。
mixiは女性の割合が最も多く、年齢層が若い。一方でFacebookは男性の割合が多く、年齢層は40歳以上が6割弱となっている。Google+とLinkedinは現時点では男性ユーザーに偏りがあることがわかる。特にLinkedinは50代以上が最も多く、壮年期の男性が多いようだ。なお、mixiからはアクティブ会員の属性が発表(mixi 2011年度 第三四半期 決算説明資料 p18)されており、それと比較するとこのデータは男性比率が多く年齢層が高い。この差異は、mixi発表資料には携帯のみで利用しているユーザーが含まれているためと推測される。
職業分布を見ると、mixiとGoogle+、TwitterとFacebookの構成比が近い。いずれのサービスも6割以上がビジネスパーソンとなっている。Linkedinは世帯年収で700万以上のユーザーが5割弱と、高所得者のビジネスパーソンが中心であるが、他の4サービスは世帯年収の構成比に大きな違いは見られない。
■ インターネット利用動向調査「Nielsen/NetRatings NetView」に関して
インターネット利用動向調査「Nielsen/NetRatings NetView」は、日本のウェブサイトの利用状況を毎週、毎月ウェブサイトごとにユニーク・オーディエンス(当該期間に1回以上、ウェブサイトを訪問/視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数)などのデータとして契約顧客向けにネットレイティングス株式会社がレポートを提供しているものです。 詳細はこちらまで。
記事執筆) 斉藤 徹 https://www.facebook.com/toru.saito
※本記事で使用しているニールセン株式会社提供データについては転載禁止となっております。
データのご用命に関してはニールセン株式会社の下記お問合せ先にご連絡お願い致します。
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TEL:03-4363-4201(セールス&アナリティクス直通)
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facebookが着実に伸びてきてる。がガラケー考えるとやっぱまだまだmixiが一番リーチしてる。というか客層みてもmixiが一番一般人にリーチしてるな。twitterとfbはもう同じレベルまで来てるな。
FBの上がってんなぁ…
mixiは減ってきてるなー。mixiの今のメインユーザはガラケーをがっつり使う10代っぽいよね☆mixiはガラケー強い!FBはガラケーで使いづらいらしいからPC, スマフォを使う20代以上になってくよね。
ソーシャルネットワーク調査まとめ
メモ!
モバイル端末のデータ期待。。mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年1月最新ニールセン調査
#mixi, #Twitter, #Facebook, #Google+, #Linkedin 2012年1月最新ニールセン調査 http://t.co/eDHQZ2Zm via @LooopsCom
facebook先生がtwitter抜きそうやんけ。/mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年1月最新ニールセン調査 in the looop 斉藤徹 http://t.co/NVA4hydg
こういう記事を見て、「やっぱりfacebookってすげえなあ」とか言っちゃう人って、ホントマーケティングに向かない素人かなって思っちゃう。僕の素直な感想は「やっぱりmixiってすげえなあ」☆2012年1月最新ニールセン調査 http://t.co/UtdjVoTH
なるほど・・・。 http://t.co/h4k9gUMQ
ほー。 http://t.co/Lz80F3kl
2011/8の時点でFacebook訪問者は1000万人超えてたhttp://t.co/E85iThAO し時間の問題ではあった。mixiは既にFacebookに抜かれてるhttp://t.co/UC2FNIBr / “Faceboo…” http://t.co/N8pR8guo
個人的な見解だが、ビジネスユースにはfacbookよりもgoogle+の方が向いていると思われる。その先を行けば、それ専用の新しいプラットフォームが望まれると思う。3次元で考え得るものをいかに2次元に入れていくか。データを付与しておきます。http://t.co/v6hcemlF
mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年1月最新ニールセン調査 http://t.co/nxvRRzj3 @LooopsComさんから
mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年1月最新ニールセン調査 http://t.co/lp37SMMB @LooopsComさんから
Nelisen data (JP). On the PC, Facebook is now neck and neck with traffic compared to Twitter. Mixi in a slow bleed. http://t.co/8fmp8Rq1