Twitter 関連情報まとめ 2023年3月

関根健介 | 2023/04/08

Twitter 関連情報まとめ 2023年3月

アルゴリズムの公開や、API・認証バッジの有償化、リストラの実施などイーロン・マスク氏の買収後、複数の施策を公表し注目を集めているTwitter社ですが、2023年3月も多くのTwitter関連情報が伝えられました。本記事では3月の主なTwitter関連のニュースをまとめていきたいと思います。

 

TwitterのSMSを利用した2要素認証(2FA)のアップデート(2023/3/2)

有料サービスのTwitter Blueに加入していないアカウントは、3月20日以降SMSによる2要素認証(2FA)が利用できなくなります。Twitterではその理由を「悪意のある業者によって電話番号ベースの2FAが使用され、そして悪用されるのを見てきたため」と説明。Twitter Blueに加入していないユーザーには、認証アプリやセキュリティー方式の利用を勧めています。

 

「Twitterモーメントカレンダー」 がバージョンアップして新登場(2023/3/8)

マーケティングプランやキャンペーンアイデアの企画に使えるTwitterモーメントカレンダーの配布開始を発表した。今回の発表では2023年4月~6月版をダウンロードすることができます。2022年10~12版以降しばらくモーメントカレンダーの更新がなかったため復活を望んでいたユーザーを喜ばせています。

 

「今こそ立ち上がる時」“辞めツイッター”たちが作る新SNS(2023/3/9)

アメリカではTwitterを辞めた元社員が新しいSNSを作ろうという動きが相次いでいます。「T2」はTwitterで差別的な内容が増えたことを踏まえ、利用者の信頼感を重視し「フラッグ」と呼ばれる問題投稿を通報できる仕組みを導入し、なりすましを防ぐためスマートフォンのカメラを使い本人確認を徹底する方法などを検討しています。他にも「SPILL」「ポストニュース」「ダムス」といった新たなSNSが登場しており、いずれのサービスもフェイクニュースや差別的な発言が氾濫するなかで、ユーザーにとって信頼できるSNSを作りたいというコンセプトが共通しています。

 

Twitterがブックマーク数の表示を開始(2023/03/17)

Twitterは各ツイートがブックマークされた数の表示を開始した発表しました。ブックマーク数は自身のアカウントだけでなく他人のアカウントでも確認可能。ただしどのアカウントがブックマークしたかは確認することができない。本機能は現状、iOSアプリのみで展開されています。

 

Twitter、旧青バッジは4月1日から削除開始と発表(2023/3/24)

Twitterからアカウントが本物かどうかを示す従来の青い認証バッジを4月1日に削除すると発表。青い認証バッジを付けておきたい場合は有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」に加入を促しています。

 

Twitter、新API開始 ベーシックは月100ドル、書き込みだけの無料プランも 「30日のうちに移行して」(2023/3/30)

Twitter330日、新しいAPIの提供を発表。 無料の「Free (v2)」プランは使えるIDが1つで月間1500ツイートまで投稿可能、月額100ドルの「Basic (v2)」プランは使えるIDが2つあり月間50,000ツイートまで投稿可能、ビジネス向けの「Enterprise」プランの3種類が提供される。「Enterprise」プランの価格設定は未公表だが、3月中旬にWIREDが報じた記事によると、最も安価なスモールパッケージは月額42,000ドル(約560万円)で、5,000万件のツイートにアクセスできる。それより上のレベルの利用料は、それぞれ1億件と2億件のツイートへのアクセスに対して月額12万5,000ドル(約1,670万円)と21万ドル(約2,800万円)に設定されている。また既存のプランは、今後30日以内に廃止するためスムーズな移行を推奨しています。

 

Twitter、月額13万5000円の「認証済み組織アカウント」受け付け開始(2023/3/31)

企業や非営利団体に対する認証サービス「Verified Organizations」が有料サービスとして提供を開始したと発表した。これにより2022年12月から導入されているビジネスユーザー向けの認証バッジである「金色のチェックマーク」は今後月額13万5000円で表示されることになる。ただ、New York Timesが入手した内部文書によると上位500の広告主とフォロワー数上位10,000の組織は認証済みバッジの月額料金が免除されることになっています。

 

以上、3月に起こったTwitter関連のニュースをいくつか取り上げました。

新APIの開始発表や旧青バッジの削除開始などこれまでのTwitterから大きく転換することを示すニュースが目立っています。今まで無償で使うことのできたサービスが徐々に有料化の流れになってきていることなどを背景に、今回のTwitterのニュースを不満に思っているユーザーが目立ってきており、そうした中、Twitterから離れたいユーザーの受け皿になりそうな新たなSNSの動きにも注目が集まっていました。

新年度がスタートしあっという間に1週間が経とうとしています。みなさまいかがおすごしでしょうか?成長のある1年にしたいですね。in the looop では今後もTwitterやInstagram関連の情報を定期的にお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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AUTHOR PROFILE

  • 著者:関根健介

ループス・コミュニケーションズ所属。某コンサルティング会社にてWebマーケティングやバイラルマーケティングを経験した後、数年放浪し2011年12月からループスへジョイン。ソーシャルメディアの健全な普及をねがい日々精進しています。関心のあるテーマはO2O・地域活性×ソーシャル・医療×ソーシャル・ソーシャルコマース ま〜ソーシャル全般です。

【座右の銘】 意思あるところに道あり

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