【Instagramアップデート速報】 2025年4月版 マーケター、クリエイター必見の新機能!

Kita | 2025/04/04

【Instagramアップデート速報】 2025年4月版 マーケター、クリエイター必見の新機能!

Instagramの最新アップデート情報をまとめました。
今回の発表では、プロフィールの最適化に関するヒント、コラボ投稿の表示設定、他アプリで作成したコンテンツの扱い、リール編集機能の今後の予定など、運用者にとって役立つ情報が多く含まれています。
また、昨年導入された「コンテンツノート」機能の廃止が決定し、Instagramのシンプル化が進んでいます。
さらに、FacebookやThreadsと共に「Community Notes」のテストが開始され、今後のコンテンツ評価の仕組みに変化が生じる可能性もあります。
最新情報を把握し、運用に活かしましょう。

 

Instagramリールの編集機能はまだ不可!でも「試用リール」機能が有効活用できる? (2025/3/29)

 

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Adam Mosseri – Instagram: “AMA: can I edit a reel after I post it?”

 

インスタグラムのCEO、Adam Mosseri 氏がAMA(Ask Me Anything)で明らかにした情報によると、リール(Reels)の投稿後に編集することは依然としてできないものの、近日中のアップデートで新たな機能が追加される予定です。
企業のマーケティング担当者やSNS運用担当者に向けて、これらの新機能がどのように業務に役立つのか、まとめていきたいと思います。

 

「編集」機能:投稿前のフィードバックが鍵に

まず注目すべきは、近日公開予定の「編集」機能です。
この機能を使えば、リールを投稿する前に保存し、友人やチームメンバーに送信してフィードバックを得ることができます。
これまでリールは一度投稿すると編集ができない仕様だったため、「投稿してみたけど反応がイマイチだった」「もう少し調整すればよかった」という後悔が付きものでした。
しかし、「編集」機能を活用することで、事前に内容をブラッシュアップするチャンスが得られるのです。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響
企業のマーケティング担当者にとって、この機能はコンテンツのクオリティ向上に直結します。
新商品のプロモーションリールを制作した際、社内の別部署やクライアントに送信して意見を募り、ターゲット層に刺さる内容に仕上げることが可能になります。
特に短尺動画は視聴者の注意を瞬時に引きつける必要があるため、事前チェックで改善点を洗い出すプロセスは大きな価値を持つでしょう。

 

「Trial Reels」でリスクを抑えた運用を

もう一つ、すでに利用可能な「Trial Reels」も見逃せません。
この機能は、リールを一般公開せず、プロフィールにも表示されない形でテスト投稿できるものです。
投稿後、最初の半日〜1日の反応を見て、本格的なリールとして公開するかどうかを判断できます。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響
SNS運用担当者にとって、「Trial Reels」はコンテンツの効果を事前に検証する強力なツールです。
例えば、キャンペーン用のリールを公開前にテストし、エンゲージメント率や視聴完了率を確認することで、フォロワー全体に公開する価値があるかを判断できます。
これにより、「投稿したけど反応が薄かった」というリスクを最小限に抑えつつ、効果的なコンテンツ戦略を立てやすくなります。

 

インスタグラムの「編集」機能や「Trial Reels」は、マーケティング担当者やSNS運用担当者に「試行錯誤の余地」を与えてくれる機能です。
リールの投稿後編集はできないものの、事前の準備と検証がこれまで以上に充実することで、コンテンツの質を高めつつリスクを抑えた運用が可能になります。

 

Instagramが「コンテンツノート」機能を終了 (2025/3/27)

 

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「コンテンツノート」機能とは何だったのか?

この機能は、2024年に導入されたもので、写真やリール、カルーセル投稿に友達だけが見られるメモ(ノート)を追加できるというものでした。
目的は、Instagramをもっとソーシャルで楽しいプラットフォームにすることです。
しかし、InstagramのCEOによると、この機能は多くのユーザーに使われることなく、あまり浸透しなかったようです。

その結果、2025年3月時点で、Instagramはこの機能を終了する決断を下しました。
CEOは動画の中で、「Instagramはこれまで複雑になりすぎてきた」と認め、使われていない機能をシンプルに削ぎ落とす方針を強調しています。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

1.「友達限定」のコミュニケーション戦略の見直しが必要
コンテンツノートは、一般公開ではなく「友達」にだけメッセージを届けられるツールでした。
もしこの機能を活用して、例えばフォロワーの中でも親しい顧客向けに特別な情報を発信していた場合、その方法が使えなくなります。
代替案として、ストーリーズの「親しい友達」機能やDMを活用したターゲティングが有効かもしれません。


2.シンプル化の流れにどう対応するか

Instagramが「シンプル化」を目指していることは、企業のコンテンツ戦略にも影響を与えます。
ユーザーが求めていない複雑な機能や仕掛けよりも、わかりやすく直感的な投稿が重視される可能性があります。
例えば、リールやストーリーズで短くインパクトのあるメッセージを届けることに注力するなど、シンプルかつ効果的なアプローチが求められるでしょう。


3.新機能への期待と柔軟な対応

CEOは「もっと楽しく、ソーシャルな体験を作るための新しい方法を模索する」と語っています。
つまり、コンテンツノートが終了する一方で、今後新しい機能が登場する可能性が高いです。
マーケティング担当者としては、こうした新機能に素早く適応し、キャンペーンやブランド発信にどう取り入れるかを考える柔軟性が重要になります。

 

Instagramの「コンテンツノート」終了は、企業のマーケティング担当者やSNS運用担当者にとって小さな変化かもしれませんが、プラットフォーム全体の方向性を示す重要なサインです。

 

Instagramの「ダブルタップでいいね」アニメーションがアップデート! (2025/3/18)

 

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https://www.instagram.com/reel/DHTj46Ppu9q/

 

アップデートの内容とは?

インスタグラム公式アカウントの投稿によると、「ダブルタップでいいね」のアニメーションが更新されたとのこと。

具体的には:

  • AndroidとiOSで微妙に異なるデザイン:プラットフォームごとに最適化され、細かな違いが加えられています。
  • アプリ全体の改善の一環:この変更は、アプリ全体の使い勝手や視覚的な魅力を高めるための取り組みの一環です。

一見小さな変更に思えるかもしれませんが、こうした細部のアップデートがユーザーのエンゲージメントやブランド体験に与える影響は見逃せません。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

1.ユーザー体験の向上=エンゲージメントの可能性アップ
「いいね」のアニメーションは、ユーザーがコンテンツに反応した瞬間を視覚的に彩る要素です。
今回の更新で、よりスムーズで魅力的なアニメーションになることで、ユーザーが「いいね」を押す頻度が微増する可能性があります。
マーケティング担当者としては、自社の投稿がユーザーの目に留まりやすくなるチャンスが広がるかもしれません。


2.プラットフォームごとの違いを意識した戦略

AndroidとiOSでアニメーションが異なるという点は、ターゲットオーディエンスのデバイス分布を考慮する必要があることを示唆しています。
Androidユーザーが多い市場をターゲットにしている場合、そのユーザー層に響くビジュアルや動きを意識したコンテンツ設計が重要になるかもしれません。
逆にiOSユーザーが中心なら、Appleらしい洗練されたデザインに寄せた投稿が効果的かもしれません。


3.細かな変化への対応力が必要

SNS運用担当者にとって、プラットフォームのアップデートに素早く適応することは必須スキルです。
今回のアニメーション変更は小規模ですが、ユーザーの反応を見ながら「どの投稿がより多くの『いいね』を獲得しているか」を分析する良い機会です。
新しいアニメーションが目立つ投稿とそうでない投稿を比較し、フォロワーの反応をデータで把握することで、今後のコンテンツ戦略に活かせます。


4.ユーザーからのフィードバックをチェック

こうしたアップデート後には、ユーザーがSNS上で感想を述べることがよくあります。
「新しい『いいね』の動きが好き!」や「前の方が良かった」といった声がXやインスタグラムのコメント欄に出てくる可能性があります。
運用担当者としては、こうした声を拾って自社のフォロワー層の好みを把握し、投稿内容やタイミングを微調整するのも一つの手です。

 

インスタグラムの「ダブルタップでいいね」アニメーションのアップデートは、小さな変化に見えて、マーケティングやSNS運用に意外な影響を与える可能性があります。

 

Metaが「コミュニティノート」を導入! (2025/3/13)

Meta Newsroom on Twitter / X

 

2025年3月18日から、Metaが運営するFacebook、Instagram、Threadsにおいて、新たな取り組み「コミュニティノート」のテストが米国で開始されます。

 

コミュニティノートとは?

コミュニティノートは、ユーザーが投稿に追加の文脈や情報を付加する仕組みで、X(旧Twitter)ですでに導入されているシステムに似ています。

Metaはこれを参考に、独自の改良を加えながらFacebook、Instagram、Threadsに展開します。

 

主な特徴は以下の通りです:

  • ユーザー主導型: Metaが何を評価するか決めるのではなく、コミュニティのコントリビューター(参加者)がノートを作成・評価します。
  • 偏りの軽減: ノートが公開されるには、異なる視点を持つコントリビューターの合意が必要。これにより、偏った意見が反映されにくい仕組みです。
  • 制限付き仕様: ノートの文字数は500文字以内で、裏付けとなるリンクの添付が必須。
  • 初期は匿名: ノートには作成者の名前が表示されず、内容の有用性だけで判断されます。

 

このテストはまず米国で開始され、約20万人が参加を希望する待機リストに登録済みです。
公開前にシステムの動作を慎重に検証するため、ノートはすぐには表示されません。

 

なぜ導入するのか?第三者ファクトチェックからの転換

Metaはこれまで、第三者によるファクトチェックプログラムを採用してきましたが、2016年の開始以来、専門家の政治的偏りや選択基準への批判が絶えませんでした。
そこで、より多様な視点を取り入れ、偏りを減らすためにコミュニティノートへと移行します。

注目すべきは、コミュニティノートが従来のファクトチェックと異なり、投稿の拡散にペナルティを課さない点です。
ファクトチェックでは「誤情報」と判定された投稿の表示が制限されていましたが、コミュニティノートはあくまで「文脈の追加」に留まり、投稿の可視性やシェア範囲に影響を与えません。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

1. ブランドの透明性がさらに求められる

コミュニティノートにより、ユーザーが企業の投稿に文脈を追加できるようになります。
広告ではない通常の投稿に対して、誤解を招く表現や誇張があれば、ユーザーがそれを指摘するノートを付ける可能性があります。

 

2. 広告は当面対象外、しかし油断は禁物

現時点では、広告へのノート付与はできません。
ただし、企業アカウントのオーガニック投稿(広告以外)は対象となるため、SNS運用担当者は投稿内容の精査を怠らないようにしましょう。
将来的に広告も対象になる可能性を考慮し、透明性のあるコミュニケーションを心がけることが賢明です。

 

3. ユーザーとの対話がさらに活発に

コミュニティノートは、単なる「訂正」ではなく、投稿に新たな視点や情報を加えるツールです。
企業の投稿にノートが付いた場合、それがユーザーとの対話のきっかけになるかもしれません。

 

4. 偏見の少ない情報発信のチャンス

第三者ファクトチェックでは、専門家の主観が入ることが課題でしたが、コミュニティノートは多様な意見の合意を必要とします。
これにより、企業が発信する情報が「偏っている」と見なされるリスクが減り、信頼性の高いコンテンツを届けやすくなるでしょう。

 

Metaのコミュニティノート導入は、企業のSNS戦略に大きな影響を与える可能性を秘めています。
正確で透明性のある情報発信を心がけ、ユーザーとの対話を積極的に取り入れることで、この変化を味方にできるでしょう。

 

コラボ投稿を「リール専用」にできる方法とは? (2025/3/12)

 

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Adam Mosseri on Instagram: “AMA: can I have a collab reel go only to my reels grid and not to my main grid?”

 

Mosseri氏によると、コラボ投稿(他のユーザーと共同で作成するリール)の表示場所を柔軟に設定できるようになりました。
具体的には以下の通りです:

  • コラボの開始側(投稿者)
    投稿時に「オーディエンス」オプションを選択することで、コラボリールを「リールグリッドのみ」に設定可能。メイングリッドには表示されません。
  • コラボの受信側(招待された側)
    コラボが自分のプロフィールに表示された後、メイングリッド上で投稿を長押し(Androidの場合は「…」をタップ)して「メイングリッドから非表示」にできます。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

1.リールの活用がさらに加速
Instagramはリールのアルゴリズム優遇を進めており、リーチ拡大を狙う企業にとって欠かせないツールです。
コラボリールをリールグリッドだけに投稿できれば、「メインに載せづらい実験的なコンテンツ」や「インフルエンサーとの気軽なコラボ」を増やしやすくなります。
結果として、フォロワー以外への露出チャンスが広がるでしょう。


2.運用担当者の柔軟性アップ

コラボの開始側・受信側どちらでも対応可能なので、マーケティングチームは状況に応じた戦略を立てやすくなります。
例えば、パートナー企業とのタイアップで「リールだけ公開」を条件に交渉する、なんて使い方もできそうです。


3.ブランドの世界観を維持しやすくなる
これまで、コラボリールを受け入れると、メインの投稿グリッドに自動的に表示され、ブランドのフィードデザインに影響が出ることがありました。

 

今回の機能を活用すれば、リールはコラボとして活用しつつ、フィードの統一感を保つことが可能になります。

 

他アプリで作成したコンテンツの扱いとウォーターマークの影響 (2025/3/11)

 

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https://www.instagram.com/reel/DHDuvKgSdw7/

 

Adam Mosseri氏が、最新のアルゴリズムに関する重要な発表を行いました。
今回の発表では、「他のアプリで作成したコンテンツはペナルティの対象にならない」という点が明確にされています。
企業のマーケティング担当者やSNS運用者にとって、リール動画をどのように作成し投稿すべきかを考えるうえで重要なポイントとなります。

 

発表の概要:他アプリで作ったコンテンツでもペナルティなし!

インスタグラムのCEOが公開したリールで、こんな噂に終止符が打たれました。
「他アプリで作成したコンテンツをインスタグラムに投稿すると、アルゴリズムでランキングが下がる」というものです。

CEOは明確にこう述べています:

「他のアプリで作ったコンテンツを投稿しても、ランキングを下げることはありません。私たちはクリエイターがインスタグラム上で最高のツールを使ってコンテンツを作れるようにしたいと考えています。でも、もし他の場所でコンテンツを作りたいなら、それでも全く問題ありません。」

つまり、CanvaやAdobe Express、TikTokなどで作った動画や画像をインスタグラムに投稿しても、ペナルティを受ける心配はないということです。
複数のツールを活用して効率的にコンテンツを作成し、インスタグラムで発信する戦略がそのまま活かすことができます。

 

注意点:ウォーターマークがあるとリーチが下がる

ただし、ひとつだけ重要な注意点があります。
それはウォーターマーク(透かし)です。

CEOは次のようにも警告しています:

「リールやコンテンツにウォーターマークのロゴがある場合、フィードでのランキングが下がります。リーチを最大化したいなら、ウォーターマークを避けてください。」

 

たとえば、TikTokで作った動画をそのままインスタグラムに投稿すると、TikTokのロゴが入った状態になります。
この場合、アルゴリズムがそのコンテンツの優先度を下げ、フォロワーやターゲット層への表示機会が減ってしまうのです。
企業のSNS運用担当者としては、こうした細かい点に気を配ることが重要です。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

1.クリエイティブの自由度が広がる
他アプリを活用したコンテンツ制作が公式に認められたことで、デザインや編集の選択肢が広がります。
たとえば、TikTokでトレンドの動画を作り、少し工夫してインスタグラム用に調整する、といった柔軟な運用が可能になります。
ツールの使い分けで効率化を図りつつ、ブランドの魅力を最大限に発信できます。


2.ウォーターマーク対策が必須

リーチを最大化するには、ウォーターマークのないクリーンなコンテンツを用意することが鍵です。
具体的には:

・TikTokや他のプラットフォームで動画を作る際、ウォーターマークなしでエクスポートするオプションを選ぶ。
・編集ソフトを使ってウォーターマークを削除または隠す。
・インスタグラム独自の編集機能を活用して、最終調整を行う。
これにより、アルゴリズムに引っかからず、フォロワーや潜在顧客にしっかり届く投稿が実現します。


3.インスタグラムのツールも見逃さない
CEOは「インスタグラムで最高のツールを提供したい」とも語っています。
今後、アプリ内のクリエイティブ機能がさらに強化される可能性もあります。
企業のマーケティングチームは、他アプリとインスタグラムの機能を組み合わせたハイブリッドな運用を検討する価値がありそうです。

 

他アプリでのコンテンツ制作が認められた一方で、ウォーターマークには要注意です。
企業のブランド発信力を高めるためにも、こうしたルールを理解し、戦略に反映させることが大切です。

 

知っておくべきプロフィールの活用術 (2025/3/6)

 

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Adam Mosseri on Instagram: “Here are some tips to make the most of your Instagram profile for a strong first impression.”

 

Adam Mosseri氏が公開したリール動画で、プロフィールを最大限に活用して「第一印象」を強化するための具体的なヒントを共有しました。
企業のマーケティング担当者やSNS運用担当者にとって、Instagramはブランドの顔ともいえる重要なプラットフォームです。

 

1. プロフィール写真は「顔が見える」ものを意識

Instagramのプロフィール写真は、ユーザーが最初に目にする要素です。
CEOは、「顔がはっきり見える写真を選ぶこと」「小さすぎないサイズにすること」「文字は避けること」を推奨しています。
なぜなら、プロフィール写真のサイズでは文字が読めないことが多く、視認性が落ちてしまうからです。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

  • マーケティング担当者:ブランドロゴを使う場合も、シンプルで認識しやすいデザインを選びましょう。
    複雑なロゴだと縮小表示で何だかわからなくなるリスクがあります。
  • SNS運用担当者: 個人アカウントではなく企業アカウントでも、例えばCEOやブランドの象徴的なイメージを使うことで親しみやすさを演出できます。
    ただし、「誰か」「何のブランドか」が一目で伝わる写真を意識してください。

 

2. 表示名とbioで「あなた是谁か」を明確に

プロフィールに訪れた人が一目で「このアカウントは何者か」を理解できるように、表示名とbio(自己紹介欄)を活用することが大切です。
特に業界や業務に関連するキーワードを入れることで、検索やSEOにも有利に働きます。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

  • マーケティング担当者:表示名にブランド名だけでなく、例えば「〇〇 | 健康食品」や「〇〇 | サステナブルファッション」のように特徴を加えると、ターゲット層に刺さりやすくなります。
    bioでは、ブランドのミッションやコンセプトを簡潔に伝えましょう。
  • SNS運用担当者: bioにキャンペーン情報やリンクを追加するのも効果的。
    ただし、CEOが言うように「一目で読める」長さに抑えることがポイントです。
    検索されやすいキーワードを意識して、発見されやすさをアップさせましょう。

 

3. グリッド上部に投稿を最大3つピン留め

Instagramでは、グリッドの上部に最大3つの投稿(写真、カルーセル、リール)をピン留めできます。
長押しして「ピン留め」をタップするだけで、ユーザーが最初に目にするコンテンツをコントロール可能です。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

  • マーケティング担当者: ブランドの主力商品を紹介する投稿や、最新キャンペーンを伝えるリールをピン留めすることで、訪問者に伝えたいメッセージを確実に届けられます。
    特にリールは再生されやすく、エンゲージメントを高めるチャンスです。
  • SNS運用担当者: 季節限定のプロモーションや話題性のあるコンテンツをピン留めし、定期的に更新する運用を心がけましょう。
    グリッドの上部が「古い情報」で埋まらないように注意が必要です。

 

4. 完璧さより「本物らしさ」を重視

CEOは、「プロフィールにこだわりすぎないで」ともアドバイスしています。
確かに第一印象は重要ですが、ユーザーが本当に見るのはフィード、ストーリーズ、DMでのコンテンツです。
完璧なイメージよりも、ブランドの「リアルな一面」を見せる方が共感を得やすい時代です。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

  • マーケティング担当者: 過度に作り込まれたプロフィールよりも、ブランドのストーリーや裏側を見せる投稿がフォロワーの心をつかみます。
    例えば、商品開発の過程や社員の日常を垣間見せるコンテンツを積極的に発信しましょう。
  • SNS運用担当者: ストーリーズやリールで「リアルタイム感」を出すことで、フォロワーとの距離を縮められます。
    CEOの言う通り、プロフィールはあくまで入り口。日常的な発信で信頼関係を築くことが長期的な成功につながります。

 

InstagramのCEOが強調するのは、プロフィールが「第一印象を作る入り口」である一方で、ユーザーが本当に求めるのは「本物のあなた」だということです。
企業のマーケティング担当者やSNS運用担当者としては、プロフィール写真、bio、ピン留め投稿を戦略的に整えつつ、フィードやストーリーズでブランドの魅力を発信し続けることが鍵となります。

 

写真に音楽を追加する必要はあるのか? (2025/3/4)

 

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Adam Mosseri on Instagram: “AMA: why do I have to add music to my photos?”

 

Adam Mosseri氏がAMA(Ask Me Anything)で、ユーザーからの質問「なぜ写真に音楽を追加しなければならないのか?」に回答しました。
この発言から、企業のマーケティング担当者やSNS運用担当者が押さえておくべきポイントが見えてきます。
今回は、その内容をわかりやすくまとめていきます。

 

Mosseri氏の発言のポイント

CEOによると、写真やカルーセル投稿に音楽を追加する義務はないとのこと。
音楽を付けるかどうかは完全にユーザーの自由です。
ただし、音楽を追加することでエンゲージメント(反応率)を高める可能性があると強調しています。
その理由は、Instagramを音声付きで利用するユーザーが多いためです。
音楽があることで、投稿が目立ちやすくなり、視聴者の注意を引きつける効果が期待できるのです。

一方で、音楽なしでも十分に成果を上げているアカウントは多く存在します。
モセリ氏は「音楽はあくまでオプションであり、Instagramでの表現をより豊かにするための選択肢」と位置づけています。
つまり、ブランドや企業の目的に合わせて柔軟に活用できるということです。

 

マーケティング担当者・SNS運用担当者への影響

1.エンゲージメント向上の可能性
音楽付きの投稿が注目を集めやすい点を活かせば、ブランドの認知度アップやフォロワーとの接点を増やすキャンペーンに有効です。
例えば、季節感のある音楽やトレンドの楽曲を活用して、ターゲット層の共感を呼び起こすことができます。


2.ブランドイメージとの整合性が鍵

ただし、音楽を無理やり追加するとブランドのトーンやメッセージがブレるリスクも。
たとえば、高級感を重視するブランドがカジュアルなポップソングを使うと、逆効果になる可能性があります。
マーケティング担当者は、音楽がブランドのストーリーにどう貢献するかを慎重に検討する必要があります。


3.テストとデータ分析が重要

音楽あり・なしでの投稿パフォーマンスを比較し、どのアプローチが自社のオーディエンスに響くのかを検証することが求められます。
Instagramインサイトを活用して、再生数や保存数、シェア率などのデータをチェックしましょう。

 

Instagramの「写真に音楽を追加する」オプションは、マーケティング担当者やSNS運用者にとって強力なツールになり得ます。
ただし、使うかどうかは目的次第です。
エンゲージメントを高めたい場合は積極的に試しつつ、ブランドの個性を損なわない範囲で活用することが大切です。
今後、音楽付き投稿の事例が増える中で、競合他社の動向をチェックしつつ、自社のクリエイティブな使い方を模索してみてください。

 

まとめ

今回のアップデートでは、Instagramのプロフィール最適化やコンテンツ作成に関するヒント、さらには一部機能の廃止について発表がありました。
特に、プロフィールは第一印象を左右する重要な要素であり、顔がはっきり見えるプロフィール画像や検索に有利なキーワードを活用することが推奨されています。
また、リールの作成に関しては、他のアプリで制作したコンテンツでもペナルティはないものの、透かし(ウォーターマーク)のある動画は配信が制限される点に注意が必要です。
さらに、企業アカウントでも活用されるコラボリールについて、リール専用グリッドにのみ表示させる方法が紹介されました。
加えて、Instagramは「コンテンツノート」のように利用率の低い機能を廃止し、シンプルな体験を目指す方針を示しています。
今後も新機能の追加や既存機能の改善が続くため、マーケターやSNS運用者は最新情報をチェックしながら活用戦略を最適化していくことが重要です。

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AUTHOR PROFILE

  • 著者:Kita
ループスコミュニケーション所属。現在は企業のソーシャルメディア活用支援などに従事。興味関心は映像×デジタルマーケティング。
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