mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2011年11月最新ニールセン調査。Facebookが続伸、Twitterにほぼ並ぶ

斉藤徹 | 2011/12/20

mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2011年11月最新ニールセン調査。Facebookが続伸、Twitterにほぼ並ぶ

 
12月18日に、2011年11月度のニールセン・インターネット視聴率が発表された。データ元は、ネットレイティングス社提供によるインターネット利用動向調査「Neilsen/NetRatings NetView」サービス。対象は「一般家庭および職場のPCユーザー」としている。
 

 

訪問者数でいくと、Facebookが1306万人(前月比115%)と続伸した。震災直後の4月をのぞくと前月比プラスを続けており、確実に浸透が進んでいることがわかる。Twitterは1320万人(前月比90%)、mixiは768万人(前月比92%)とともに減少傾向となったため、Facebookは国内トップであるTwitterとほぼ同レベルとなった。ただし、依然として平均訪問時間はmixiが圧倒的に長い。Google+は154万人(前月比95%)となり、前月に続き今月も減少した。Linkedinは増加したが31万人(前月比136%)にとどまっている。なお、Twitter訪問者数には専用クライアント(TweetDeck, Hootsuite等)のアクセスは含まれていないため、実際のユーザー数はもう少し多い。参考までに、Twitter社のブログによると、Twitter.comユーザーは全Twitterユーザーの約78%とのこと。この数値を単純に適用すると、11月度のTwitterユーザーは約1692万人、対PCネット人口に対するリーチ率で18.6%となる。

 

なお、このデータはあくまでPCを前提とした訪問者数であり、以下の点に注意する必要がある。

  1.  フィーチャーフォンやスマートフォンからの訪問者数を含んでいない。例えば2011年7-9月度のmixiのページビューの機種別比率は PC14%、フィーチャーフォン78%、スマホ8%。また 公表値 から推定されるPCアクティブ会員数は総計1516万人の約50%となる。
  2.  非会員の訪問、すなわち各SNSトップページへの訪問者やオープンなページ(Facebookページ、mixiページ)への訪問者を含んでいる。したがってアクティブ会員数とは一致しない。
  3.  PCはWindows PCのみであり、MACやタブレットPCなどは含まない。
  4.  視聴率測定しているのは家庭と職場のみであり、学校やネットカフェなどからのインターネット利用は含まれていない。

  

これら5サービスの訪問者数を時系列推移であらわすと次のようになる。

 

 

【ニールセン/ネットレイティングスのコメント】 ニールセン/ネットレイティングスは2011年10月データよりmixiの集計対象URLの変更をおこないました。これにより2011年10月以前と以降のデータの継続性は失われています。弊社ではデータ公表時点でのデータを公式データとしていますので、集計対象URLの変更を過去データに遡って反映させません。しかし、mixiの利用状況の把握に誤解が生じる可能性があるため、時系列利用動向グラフにのみ参考値として、2011年10月に集計対象から外したURLを含まない訪問者数を線形でのみご提示させて頂いております。

ニールセン/ネットレイティングスのコメントにある通り、2011年9月まではmixiの推定訪問者数に外部サイトで「イイネ!」ボタンが表示されたユーザーも含まれていた。グラフにおける濃いオレンジのラインだ。それに対して2011年10月以降はその数値を除外したことで集計値が大きくダウンした。過去にさかのぼって「イイネ!」ボタンを除外した数値である mixi(参考値)は薄いオレンジのラインで表示している。この集計方法の変更により、mixiは3位に後退している。

 

続いて、5サービスの利用時間とページビューを時系列推移で見てみよう。

 

 

 

訪問時間・ベージビューのいずれも他を上回るmixiだが、減少傾向が続いている。一方でFacebookは上昇を続けており、訪問頻度でもFacebookが定着してきたことをあらわしている。Twitterは横ばい傾向で、この2ヶ月はダウンした。この二つの指標では Google+ とLinkedinは比較できるレベルにない。

 

次に、5サービスの訪問者の重なりのデータをチェックしてみよう。

 

 

この表は、例えばmixiユーザーの49.7%はTwitterを、49.5%はFacebookを、5.2%はGoogle+を利用しているということを表している。先月から新しく加わったLinkedinに関しては、9割以上のユーザーがFacebookも利用していることがわかる。

 

最後に、各サービスの訪問者属性を見てみよう。

 

 

 

mixiは女性の割合が最も多く、年齢層が若い。一方でFacebookは男性の割合が多く、年齢層は40歳以上が6割となっている。Google+とLinkedinは現時点では男性ユーザーに偏りがあることがわかる。特にLinkedinは50代以上が最も多く、壮年期の男性が多いようだ。なお、mixiからはアクティブ会員の属性が発表(mixi 2011年度 第二四半期 決算説明資料 p31)されており、それと比較するとこのデータは男性比率が多く年齢層が高い。この差異は、mixi発表資料には携帯のみで利用しているユーザーが含まれているためと推測される。

 

 

 

 職業分布はmixi、Twitter、Facebookに大きな違いは見られないが、LinkedinはビジネスSNSという特性上、主婦や学生がほとんど利用せず、世帯年収で700万以上のユーザーが5割を超えるなど、高所得者のビジネスパーソンが中心であることがわかる。

  

  

記事執筆)  斉藤  徹 https://www.facebook.com/toru.saito

  

  

■ インターネット利用動向調査「Nielsen/NetRatings NetView」に関して
インターネット利用動向調査「Nielsen/NetRatings NetView」は、日本のウェブサイトの利用状況を毎週、毎月ウェブサイトごとにユニーク・オーディエンス(当該期間に1回以上、ウェブサイトを訪問/視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数)などのデータとして契約顧客向けにネットレイティングス株式会社がレポートを提供しているものです。 詳細はこちらまで。

Fig1

 

 

 


※本記事で使用しているニールセン株式会社提供データについては転載禁止となっております。

 データのご用命に関してはニールセン株式会社の下記お問合せ先にご連絡お願い致します。

<お問合せ先>
サービス内容、 資料請求等 に関するお問合せ
ニールセン株式会社 セールス&アナリティクス宛
TEL:03-4363-4201(セールス&アナリティクス直通)
E-Mail:jpw_ClientServices@nielsen.com

 

COMMENT

34 件のフィードバック

  1. takc923 より:

    ずっとこのシリーズ記事読んでたけど,集計がWindows PCだけ等の条件知らなかった.

  2. clworld より:

    いつもの

  3. oidyjf より:

    facebookが、ついにツイッターに並ぶ。

  4. koyhoge より:

    Facebook伸びてるなー。

  5. mohri より:

    フェイスブックが伸びてることよりツイッターが微減してることが気になる。まだまだ行けると思ってるんだが……

  6. racconok より:

    いったんFacebookに登録すると良くも悪くも知り合いが(に)次々みつかる。そこがmixiと体感的に大きな違い。誰でも面倒だけど人間関係が大事なのは不変だし。

  7. EjiD1024 より:

    ついに

  8. nobodyplace より:

    Facebookのびてんなー

  9. keima1230 より:

    facebookだけ順調に増加か。

  10. economixmeister より:

    mixiは急減し、Facebookが急増。

  11. sononon より:

    ニールセン意外の情報源は使わないのだろうか

  12. naotoichigi より:

    あとでしっかり読む

  13. SLW_Taa より:

    最近Facebookすっかりやってないな〜! 世間的にはこんなに伸びてるのか〜!

  14. locked_dog より:

    mixiの下げ幅、顕著だなぁー。

  15. HolyGrail より:

    Facebookの勢いすごいなー

  16. lalha より:

    自分の観測範囲ではmixi日記・つぶやき書く人が激減してるけど依然としてmixiの平均訪問時間が圧倒的に長い不思議。「イイネ!」ボタン表示カウントに続き「mixiアプリやってる時間もカウントしてました」というオチも?

  17. AKIMOTO より:

    「参考までに、Twitter社のブログによると、Twitter.comユーザーは全Twitterユーザーの約78%とのこと」それ日本の数字じゃないのに、日本の統計に当てはめてもしょうがないんじゃ

  18. akasata より:

    ふむふむ

  19. hidetoz より:

    fb以外落ち目。G+も落ちてるのが興味深い。

  20. okemos より:

    「PCはWindows PCのみ」って、それは驚いた。

  21. raf00 より:

    ※「職場」のパネル数が極めて少ない点も要注意。 / 条件もひどけりゃfacebookの計測根拠も怪しい(socialbakers.comとの一致が見られない)あたり、この数値は全く信用しないことにしてる。

  22. osugiura より:

    2011年11月、SNS、利用者数、アクセス状況、mixi、Twitter、Facebook、Google+、Linkedinなど

  23. myrmecoleon より:

    そういえばいつの間にかGoogle+まで入ってる。

  24. kitone より:

    「Windows PC・家庭&職場」限定か.

  25. pinachan11 より:

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  26. kanzan10to9 より:

    ただ今、Facebookマンツーマン講座中です。とかなんとか、書くわけで。 http://t.co/gfnoUymW

  27. kokoronsei より:

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  28. primarytext より:

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  29. jun_dress1031 より:

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  30. tmodder より:

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  31. junko423 より:

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AUTHOR PROFILE

  • 著者:斉藤徹

株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役。

 

1985年、慶應義塾大学理工学部を卒業し、日本IBM株式会社入社。1991年2月、株式会社フレックスファームを創業。2005年7月、株式会社ループス・コミュニケーションズを創業し、ソーシャルメディアのビジネス活用に関するコンサルティング事業を幅広く展開。20年を超える起業家としての経験とビジネスに関する知見に基づき、ソーシャルシフトの提唱者として「透明な時代におけるビジネス改革」を企業に提言している。著書に『再起動 リブート』(ダイヤモンド社)『BEソーシャル 社員と顧客に愛される5つのシフト』『ソーシャルシフト これからの企業にとって一番大切なこと』(日本経済新聞出版社)、『新ソーシャルメディア完全読本』(アスキー新書)、『ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科書』(共著、KADOKAWA)など多数。

 

2016年4月から学習院大学経済学部経営学科の特別客員教授に就任。「起業論」「企業経営とトップマネジメント」「企業経営とソーシャルキャピタル」「インキュベーション塾」の講義を担当する。

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