mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査

関根健介 | 2012/06/27

mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査

ブログメディア「in the looop」では、毎月デバイス別(PCと多機能携帯)にインターネット視聴率をレポートしている。

 

当記事では、2012年5月度の ニールセン・インターネット視聴率をお伝えする。

データ元は、ネットレイティングス社提供によるインターネット利用動向調査「Nielsen NetView」サービス。対象は「一般家庭および職場のPCユーザー」としている。

 

 

 

 

 

早速、全体概要から見ていく。訪問者数はFacebookが1,724万人(前月比116.3%)と前月よりも大幅な増加。Twitterを大きく引き離している。一方で、Twitterの訪問者数は 1,482万人(前月比99.7%)と微減であった。他のサービスでは、mixi 668万人(前月比96.6%)、Google+ 309万人(前月比102%)、Linkedin 38万人(前月比194.9%)であった。前月からの伸び率では、Linkedinが最も高かったことが確認できる。一方、平均訪問時間では依然としてmixiが圧倒的に長く、160分となっている。総訪問時間では、Facebookがトップに立っている。やはり、訪問者数の増加が大きな要因である。なお、本調査におけるTwitterの訪問者数には専用クライアント(TweetDeck, Hootsuite等)のアクセスは含まれていないため、実際のTwitterユーザー数はもう少し多いはずだ。参考までに、Twitter社の ブログ によると、Twitter.comユーザーは全Twitterユーザーの約78%とのこと。この数値を単純に適用すると、5月度のTwitterユーザーは約1905万人、対PCネット人口に対するリーチ率で32%となる。

 

なお、このデータはあくまでPCを前提とした訪問者数であり、以下の点に注意する必要がある。

 

  1. フィーチャーフォンやスマートフォンからの訪問者数を含んでいない。例えば2011年7-9月度のmixiのページビューの機種別比率は PC14%、フィーチャーフォン78%、スマホ8%。また 公表値 から推定されるPCアクティブ会員数は総計1516万人の約50%となる。
  2. 非会員の訪問、すなわち各SNSトップページへの訪問者やオープンなページ(Facebookページ、mixiページ)への訪問者を含んでいる。したがってアクティブ会員数とは一致しない。
  3. PCはWindows PCのみであり、MACやタブレットPCなどは含まない。
  4. 視聴率測定しているのは家庭と職場のみであり、学校やネットカフェなどからのインターネット利用は含まれていない。

 

これら5サービスの訪問者数を時系列推移で表すと次のようになる。

 

 

 

 

 

Facebookの訪問者数が急増し、他のサービスを引き離していることがわかる。急増の要因として、Facebookが株式市場上場で大きな話題になったことなどが考えられる。

 

【ニールセン/ネットレイティングスのコメント】 ニールセン/ネットレイティングスは2011年10月データよりmixiの集計対象URLの変更をおこないました。これにより2011年10月以前と以降のデータの継続性は失われています。弊社ではデータ公表時点でのデータを公式データとしていますので、集計対象URLの変更を過去データに遡って反映させません。しかし、mixiの利用状況の把握に誤解が生じる可能性があるため、時系列利用動向グラフにのみ参考値として、2011年10月に集計対象から外したURLを含まない訪問者数を線形でのみご提示させて頂いております。

 

ニールセン/ネットレイティングスのコメントにある通り、2011年9月まではmixiの推定訪問者数に外部サイトで「イイネ!」ボタンが表示されたユーザーも含まれていた。グラフにおける濃いオレンジのラインだ。それに対して2011年10月以降は、その数値を除外したことで集計値が大きくダウンした。過去にさかのぼって「イイネ!」ボタンを除外した数値である mixi(参考値)は薄いオレンジのラインで表示している。この集計方法の変更により、mixiは3位に後退している。

 

次に、5サービスのページビューと利用時間を時系列推移で見てみよう。

 

 

 

 

 

ページビュー、訪問時間の両指標においてFacebookの伸びが著しい。mixi、Twitterともに減少傾向であった。また、Google+ とLinkedinに関しては、この2つの指標では比較できるレベルにないため割愛させていただく。

  

次に、5サービスの訪問者の重なりデータをチェックしてみよう。

 

 

 

 

この表は、たとえばmixiユーザーの57.0%はTwitterを、60.9%はFacebookを、11.8%はGoogle+を1.7%はLinkedinを利用しているということを表している。Linkedinに関しては、9割以上のユーザーがFacebookを利用していることがわかる。

 

最後に、各サービスの訪問者属性を見てみよう。

 

 

 

 

 

 

 

mixiは女性の割合が最も多く、20代までのユーザーが28%と他のサービスと比較すると年齢層が若い。一方でFacebookは男性の割合が多く、年齢層は40歳以上が6割弱となっている。Google+、Linkedinともに現時点では男性ユーザーに偏りがあることがわかる。なお、mixiからはアクティブ会員の属性が発表(mixi 2011年度 第三四半期 決算説明資料 p18)されており、それと比較するとこのデータは男性比率が多く年齢層が高い。この差異は、mixi発表資料には携帯のみで利用しているユーザーが含まれているためと推測される。

 

 

 

 

 

 

 

職業分布を見ると、mixiとTwitterの構成比が類似している。いずれのサービスも6割以上がビジネスパーソンとなっている。Linkedinは世帯年収で700万以上のユーザーが6割弱と、高所得者のビジネスパーソンが中心であるが、他の4サービスは世帯年収の構成比に大きな違いは見られない。

 

■ インターネット利用動向調査「Nielsen NetView」に関して
インターネット利用動向調査「Nielsen NetView」は、日本のウェブサイトの利用状況を毎週、毎月ウェブサイトごとにユニーク・オーディエンス(当該期間に1回以上、ウェブサイトを訪問/視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数)などのデータとして契約顧客向けにネットレイティングス株式会社がレポートを提供しているものです。 詳細は ネットレイティングス株式会社 お問い合わせ窓口まで。

 

  

 

 

■スマートフォンを対象にした視聴率調査に関して
株式会社ビデオリサーチインタラクティブが5月中旬より提供予定の「Smart M3(M3:Mobile Media Measurement)」iPhoneユーザー版を利用し、スマートフォンを対象にしたインターネット視聴率調査をレポートする準備を進めています。発表の準備が整いましたら、改めて「in the looop」にて 御案内させていただきます。

 

■執筆担当変更のご報告

今回から、“監修:弊社ループス代表 斉藤 執筆:関根”の体制にて ネットレイティングス社「Nielsen NetView」及び、ビデオリサーチ・インタラクティブ社「Mobile Media Measurement for i-mode」データを元にした、ソーシャルメディア視聴率の定点観測記事の執筆を担当させていただくことになりました。今まで同様月次でレポートさせて頂く予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

本調査に関連する過去データは「ソーシャルメディア視聴率」からどうぞ。

 

 


※本記事で使用しているニールセン株式会社提供データについては転載禁止となっております。

 データのご用命に関してはニールセン株式会社の下記お問合せ先にご連絡お願い致します。

<お問合せ先>
サービス内容、 資料請求等 に関するお問合せ
ニールセン株式会社 セールス&アナリティクス宛
TEL:03-4363-4201(セールス&アナリティクス直通)
E-Mail:jpw_ClientServices@nielsen.com

 

COMMENT

24 件のフィードバック

  1. Mist より:

    FBの動きが見逃せないんだよなぁ…

  2. ropross より:

    久しぶりにこの調査見たけど、Facebookずいぶん伸びてるんだね。Twitterはほぼ横ばいって感じか

  3. ahmok より:

    FB増加、Twitter横ばい、mixi減

  4. gararud0126 より:

    顔本は個人情報管理に敏感な日本人にはあまり向いてないんじゃないかなあ…Twitterは安定。mixiは案の定オワコン化傾向。

  5. kazutaka83 より:

    ソーシャルメディア毎のデータ

  6. hatamoto_s より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査

  7. yujinlogue より:

    Check… RT @LooopsCom: mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査

  8. lectro3000 より:

    今のGoogleの本気っぷりを見ていると、Google+がこれで終わるとは思えない

  9. slowbreath より:

    ソーシャルメディアの現状 2012年5月ニールセン調査より

  10. mohri より:

    mixiはユーザーベースはあるんだからイカす写真共有アプリでも出せば巻き返せるんじゃないかと思うんだけど…

  11. attayo-Z より:

    スマホ入れたらきっと違う結果に。

  12. yuichi0613 より:

    おもしろいっす。

  13. otchy210 より:

    毎月ブクマを集めてる記事だけど、毎月思うのは、今の時代、モバイルも学校もネカフェもMacもiOSもAndroid も含まない数での比較に、何の意味があるのかという事。

  14. SasakiTakahiro より:

    平均訪問時間は依然mixiが最長で160分。総訪問時間はFacebookが首位。

  15. masasansuzuki より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 in the looop 関根健介 http://t.co/JLFPHZ3z @LooopsComさんから

  16. endo_shokai より:

    Facebookで広告関連が伸びるとはまだ思えないけど、一度トライしてみようと思う。
    Facebookの伸びは「渡る世間鬼ばかり」
    ドラマ的 他人が気になるだけな感じ大… http://t.co/QFqJklTw

  17. yutakama より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 in the looop 関根健介 http://t.co/0THgdguB @LooopsComさんから

  18. refinedz より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 in the looop 関根健介 http://t.co/L55dJzmk @LooopsComさんから

  19. hiroshimanaka より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 in the looop 関根健介 http://t.co/lZsf4czu via @LooopsCom facebookの伸びが目立っています。

  20. tagahiko より:

    ちょっと疲れたので雑談。mixiが終わった、みたいな話を良く聞くけど、これみてると、頑張ってる方だと思うんだけどな。 http://t.co/BwNAQtxf 

  21. tab_z より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 [ITL] http://t.co/IFou0FbO via @LooopsCom

  22. heisaku1701 より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 [ITL] http://t.co/aJQG852F @LooopsComさんから

  23. kojiis より:

    mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年5月最新ニールセン調査 [ITL] http://t.co/CH8u3kbQ #ITL via @LooopsCom

  24. gutenberg1445 より:

    Google+の利用者って少ないんだな。 http://t.co/DhzVtQ1K #Google #SNS #Twitter #mixi #Facebook

AUTHOR PROFILE

  • 著者:関根健介

ループス・コミュニケーションズ所属。某コンサルティング会社にてWebマーケティングやバイラルマーケティングを経験した後、数年放浪し2011年12月からループスへジョイン。ソーシャルメディアの健全な普及をねがい日々精進しています。関心のあるテーマはO2O・地域活性×ソーシャル・医療×ソーシャル・ソーシャルコマース ま〜ソーシャル全般です。

リア充な周囲の方の影響を受け、ギターとゴルフを始めました。

【座右の銘】 意思あるところに道あり

【Facebook】www.facebook.com/kensuke.sekine.7

【Twitter】 @kensuke_sekine

 【Google+】http://gplus.to/kensuke.sekine

  • twitter
  • facebook
  • G+
記事の一覧を見る

ARCHIVES