2024年4月のMeta・Instagram・Threadsの関連情報についてまとめました。
Meta、AIで生成されたコンテンツにラベルを付与 4/6
Metaは、AIによって生成された映像、画像、音声に対して、ユーザーが識別できるようにするラベル付けをすることを発表しました。
対象となるのはFacebook、Instagram、Threadsに投稿されたコンテンツで、5月から適用されます。
AIによって生成された映像、画像、音声には「Made with AI」といったラベルが自動的に表示され、ユーザーはAIによって生成されたコンテンツかどうかを識別できるようになります。
この取り組みはAI技術の進歩に伴い、偽情報や不正確なコンテンツの拡散を防ぐために重要な一歩と言えるものになりそうです。
(参考URL:https://about.fb.com/news/2024/04/metas-approach-to-labeling-ai-generated-content-and-manipulated-media/)
最新の生成AI技術を無償で公開 4/19
2024年4月19日、Metaは、最新の生成AI技術「Llama3」を発表しました。
この技術は、自社のこれまでの製品と比べて学習するデータを大幅に増やし、誤った回答を減らすことで高性能化を実現しています。さらにMetaはLlama3をオープンソースで無償で公開し、一般の利用者がウェブサイト上で無料で使えるようにしました。
Llama3は、対話型AIアプリケーションやSNSなどで活用されることを想定しており、米国などで使える対話型AI「メタAI」にも採用されています。
MetaはAI技術の進歩に注力し、今後も新たな基盤技術の開発と公開を進めていくことでしょう。
Introducing Meta Llama 3: the most capable openly available LLM to date.
— AI at Meta (@AIatMeta) April 18, 2024
Today we’re releasing 8B & 70B models that deliver on new capabilities such as improved reasoning and set a new state-of-the-art for models of their sizes.
Today's release includes the first two Llama 3… pic.twitter.com/Q80lVTeS7m
Threadsが特定のキーワードをミュートにする新機能を追加 4/25
Threadsでこれまで返信にのみ適用されていたHidden Wordsを拡張し、フィード、検索、プロフィール、返信投稿から不要なコンテンツをフィルタリングできるようになることが発表されました。
新機能を追加したことによって、「Threadsでの体験をより自由にコントロールできるようになり、Threadsがポジティブな会話の場として維持されることを願っています。」と今回の新機能について発表をしたInstagramの責任者であるAdam Mosseri氏は述べています。
(参考URL:https://www.threads.net/@mosseri/post/C6MTUhbvTNy)
以上、2024年4月のMeta・Instagram・Threadsの関連情報についてまとめました。
AI分野は急速に進化しており、Meta社の取り組みは業界全体に大きな影響を与えています。
Meta社の最新情報を追うことで、AIを使った新たな技術やアプリケーションの発展について理解を深めることができるようになるのではないかと思います。
またThreadsは月間アクティブユーザー数が1億5000万人を突破し、一時的な減少はあったものの着実にユーザー数を伸ばしています。
来月も引き続きMeta社のニュースをお伝えしていくのでよろしくお願いいたします。