ゲームが未来を救う!?【NHKクローズアップ現代まとめ】

福田浩至 | 2012/02/02

ゲームが未来を救う!?【NHKクローズアップ現代まとめ】

Looops岡村(健)です。1/25(水)19:00〜NHKで放映されたクローズアップ現代がゲーミフィケーションのテーマでした。平日の19:30からだったので「見れなかった!録画できなかった」という声が多かったので内容をまとめてみました。

 

番組:NHK総合クローズアップ現代
タイトル:「ゲームが未来を救う!?~広がるゲーミフィケーション~」

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3147

(NHKさんのページで少しだけ少しだけアーカイブが見られます)

 

それでは番組内で紹介されていた事例を紹介して行きます。

 

■マツダ

【MAZDA】i-DM|ドライビング|デミオ

マツダの車に搭載されているi-DMという仕組みでメーターパネルにドライブ技術を5点満点採点し、メーターパネルに表示(急ブレーキを踏むと安全でない、燃費が悪くなるので点数が下がるなど)させています。

この仕組みを利用して試乗されたユーザーにドライブ技術のスコアを競わせるというイベントを実施していました。

こういう楽しい仕組みがある試乗ができるということをアピールし試乗客が3倍になったそうです。

 

■Nike+

nike+

ゲーミフィケーションではよく紹介される事例ですが、iPod nano(iPod touch、iPhoneでも可)を装着して走ると距離数や消費カロリーなどを教えてくれ、世界中のランナーと情報共有を行うことができます。トレーニングを継続するための仕組みです。

 

■高齢者のリハビリ

リハビリウム

老人ホームで高齢者にリハビリを楽しく続けてもらえるように、リハビリを続ければ画面上の木がどんどん大きくなって行く様子を表示する仕組みです。

 

■タンパク質の構造解析

foldit

タンパク質の構造解析をゲーム化することで、科学者が10年以上解けなかったエイズ治療のカギを握る酵素の構造を3週間で解明したそうです。科学の知識の無い素人でもゲームにすることで社内貢献できるということがモチベーションとなり全世界で10万人が参加しました。

 

■イギリスの監視カメラ

Internet Eyes

監視カメラが多すぎて監視作業者が足りないイギリスでインターネットを通じて店舗を監視し万引き犯を店に知らせるサービスを提供している会社が一般ユーザーに報酬を与えて監視の手伝いをしてもらう仕組みを提供。上位に入った参加者には毎月最大3万円を支給、5000人が参加。毎月400時間を監視につぎ込む人もいるくらい使われているが倫理的な問題も(覗き見してるだけ/法的には問題ない)・・・

 

■議員の不正を一般ユーザーがチェック

Investigae your MP’s expenses

イギリスの新聞社で議員が不正なことをしていないかの監視を一般ユーザーにチェックしてもらうという仕組みを提供しています。

 

■社会問題の解決

evoke

世界銀行研究所(World Bank Institute)が世界の貧困や食料危機を題材とした代替現実ゲームを提供しています。

 

■シンクスマイル(トラコレ事業会社)社内事例

株式会社シンクスマイル

社内で社員の働く意欲を応援ために社員同士でほめあう(スマイルバッジ、熱血バッジ、絆バッジ)仕組みを提供(サンクスカードの電子板)。ひとり1月20個のバッジを送ることができる。社外、顧客もバッジを贈れる(Facebook連携)。

 

■ゲーミフィケーションの仕組み

 

ゲーミフィケーションの仕組みの説明。課題(をクリア)→報酬(を与える)→交流(自己アピール)というループを回すことが重要。

ここからはパネリストのメディア批評家 濱野智史氏の話です。下記にお話の内容を箇条書きにまとめました。

・問題提起:ロンドン暴動/ゲーム感覚で商店を襲う
(この店が燃えてるからみんなで襲いに行こうぜとなった)
・子供にドリルを進めるとお小遣いをあげるようにしたけど失敗した。 お小遣いをもらいことが目的になったから(クソゲー)。ただ単にメダルをプレゼントすればいいものではない
・日本はゲームカルチャーが元々進んでいるのでゲームを使って社会を良くして行こう!
(今まではゲームというと現実から逃避して気楽にやっていると認識されていた)

 

★★★大阪人けんすけのツッコミ(感想?)★★★
・貨幣価値のある報酬のあるなしで継続性が異なることに触れていることは貴重だった
・課題、報酬、交流の三点に絞ってゲームフィケーションの説明をしていたのはすごく分かりやすかった
・昨年11月のゲーミフィケーション講習会のゲーブさんの語りが映ってたけど、僕もこのイベント登壇してたのに映ってなかった。。。

   

AUTHOR PROFILE

  • 著者:福田浩至
株式会社ループス・コミュニケーションズ副社長、博士(情報管理) 多数の企業にて、ソーシャルメディアの効果的かつ安全な運営を支援しています。 特に、企業のソーシャルメディア活用におけるルール「ソーシャルメディア・ポリシー」策定や啓蒙教育など積極的な守りの仕組みづくりが専門領域です。
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