Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年11月 最新ドコモ携帯ネット視聴率

福田浩至 | 2012/01/12

Ameba, GREE, Mobage, mixi, 2011年11月 最新ドコモ携帯ネット視聴率

In the looopでは、PCと多機能携帯の毎月インターネット視聴率をご紹介している。


過去データはこちらでどうぞ 「ソーシャルメディア視聴率

 

視聴率データは、PCはネットレイティングス社「Neilsen/NetRatings Netview」、携帯はビデオリサーチ・インタラクティブ社の「Mobile Media Measurement for i-mode」から提供していただいている。ただし、携帯視聴率の方は、(1)対象キャリアはNTTドコモのみ、また (2)スマートフォンは対象外 としている点にご注意いたたきたい。

 

当記事では、ソーシャルメディアサイトの携帯ネット視聴率、2011年11月分をお届けしたい。

 

 

携帯サイト(ドコモ多機能携帯)の視聴ランキングについて

 

まずは全携帯サイトの視聴データランキングからトップ20を紹介しよう。

 

 

それぞれの携帯サイトに関して、推定接触者数(千人)、リーチ率、平均訪問回数、推定視聴ページ数(千回)、平均視聴ベージ数、平均滞在時間が調査されている。基礎となる2010年推定人口テーブルではドコモiモード月次利用者を約2,170万人としている。

 

ソーシャルメディア系では、Ameba(Amebaモバイル)は先月と同様に6位。GREEは先月15位から12位、Mobageは35位から52位、mixiは25位から27位となった。リーチ率ではそれほど目立たないソーシャルメディア系サイトだが、訪問回数や滞在時間では突出しており、他の携帯サービスと比較して圧倒的なスティッキネスを誇っている。この中から、ソーシャルメディア系携帯サイトを抽出すると以下のようになる。

 

 

なお、ameba.jpの数値にはameblo.jpを、mixi.jpの数値にはmixi.netを、それぞれ含んだ統計値としている。接触者数とリーチ率ではAmeba、平均訪問回数ではmixi、視聴ページ数と平均滞在時間ではGREEとMobage、それぞれ強い分野が明確にあらわれている点が興味深い。

 

 

推定接触者数、推定視聴ページ数、推定総滞在時間の時系列推移について

 

続いて、これら4サービスの推定接触者数、推定視聴ページ数、推定総滞在時間をそれぞれ時系列で比較してみよう。なお、推定総滞在時間は、推定接触者数に平均滞在時間をかけ合わせることで算出している。また、この調査は携帯シェア50%のドコモを対象としており、二倍すればおおよそ携帯アクセス状況に近いと見ることもできるだろう。ただし現時点ではスマートフォンは対象外となっている点に注意したい。

 

 

まず、推定接触者数でみると、Amebaが10ヶ月連続でトップを維持し、GREE、mixi、Mobageと続いた。ただ、全体的にスマートフォン移行の影響で、明確なダウントレンドとなっている。例えば半年前と比較すると、Amebaが▲27%、GREEが▲20%、Mobageが▲47%、mixiが▲28%と、それぞれ減少が続いており、Mobageは11月に入って減少幅を大きくしている。

 

なお、四社のスマートフォン対応や業績比較については、下記記事にて詳細を記載しているのでご参考に。
・ 直近決算発表に基づくmixi、GREE、Mobage、Amebaの業績比較 (2011/11)

 

 

 

一方、この二つのチャートは、推定視聴ページ数(上図)と推定総滞在時間(下図)の時系列推移だ。視聴ベージ数では常にトップを維持していたMobageが、初めてGREEに追い抜かれた。総滞在時間でもGREEがリードし続けている。接触者数でトップのAmebaだが、ページ数と滞在時間で比較すると、他サービスの20-25%程度に留まっている。GREEは接触者数でダウントレンドなのにもかかわらず、先月まで視聴ページ数、視聴時間でアップトレンドを続けていたが、11月は久しぶりの減少を見せた。Mobageは接触者数と同様に減少幅を大きくしている。mixiは視聴ページ数、視聴時間ともに下降傾向にあり、Amebaは横ばいでの推移となっている。

 

 

利用者属性(学生、主婦、職業人)別、リーチ率と平均滞在時間について

 

最後に、属性別 (学生、主婦、職業人) のリーチ率と平均滞在時間を見てみよう。

 

 

リーチ率では、職業人、学生、主婦、無職他を通して、Amebaがトップとなった。Amebaとmixi、GREEとMobageは、ユーザー層がほぼ同一傾向にあることも明確にわかる。全サービスを通じて、学生と無職他層の携帯コンテンツ利用率が高く、職業人や主婦は10-20%程度少ない傾向にある。

最後に、属性別の平均滞在時間を見てみよう。Mobage、GREEは職業人、無職他層の滞在時間が長く、mixiは逆に短い傾向が顕著に現れている。Amebaはリーチ率が低めの主婦層において、平均滞在時間の長さが突出しており、ヘビーユーザーが主婦層に多く存在していることが推測される。

 

 

記事執筆)  斉藤  徹 https://www.facebook.com/toru.saito

 

 

■ モバイル・インターネット視聴データ Mobile Media Measurement(β) について

 

ビデオリサーチインタラクティブ社の提供するMobile Media Measurementは、アクチュアルでのモバイル・インターネット視聴データを取りまとめたものを、ASPによるサービスにて提供するもので、i-modeユーザー版とYahoo!ケータイユーザー版があります。詳細は こちら まで。

  • 調査対象者 全国の男女15歳以上のi-mode利用者
  • 標本抽出法 ドコモプレミアクラブ会員より抽出
  • 視聴データ取得方法 NTTドコモの「iモードアクセス履歴検索サービス」に調査対象者が加入し、定期的にアクセス履歴データを取得し、VRIにデータ転送
  • データ更新頻度
    ログデータ:毎月末に前月分データを更新
    アンケートデータ:毎年秋頃更新予定
  • 調査標本数 2010年8月時点/約2600サンプル (ただし毎月変動します)
   

AUTHOR PROFILE

  • 著者:福田浩至
株式会社ループス・コミュニケーションズ副社長、博士(情報管理) 多数の企業にて、ソーシャルメディアの効果的かつ安全な運営を支援しています。 特に、企業のソーシャルメディア活用におけるルール「ソーシャルメディア・ポリシー」策定や啓蒙教育など積極的な守りの仕組みづくりが専門領域です。
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