はじめに
かなり前の話になってしまうのですが、2012年1月17日は「ソーシャルシフトの会」にとって、新たな一歩となる1日でした。弊社ループスCEO斉藤が大阪と福岡で講演。その合間をぬって、大阪・広島・福岡の3ヶ所の方々に「ソーシャルシフトの会」のオフ会を開いていただきました。各地で温かくお出迎えや交流をしていただき、斉藤・加藤とも感激しましたし、非常に有意義な時間を共有した後もオンラインで交流を続けていられること、とても嬉しく思っています。
今回は「ソーシャルシフトの会 in 広島」の長谷川さんに、広島におけるオフ会や勉強会の様子を、レポート記事として寄稿していただきました。各地で地域オフ会が開催されながら、ゆるくつながっている雰囲気がよく表れている記事だと思います。(加藤)
長谷川 嘉秀 氏
http://www.facebook.com/yoshihide.hasegawa
「ソーシャルシフト対策・活用セミナー 〜ソーシャルシフトによるマインドシフトを目指して〜」の勉強会を広島で主宰。
※「ソーシャルシフトの会」は、書籍「ソーシャルシフト」におけるソーシャル読書会の母体となったFacebookグループです。出版後も活動は継続しており、全国の有志でより良い社会をつくるために協業する場となることを目指しています。会員数は2,700名を超え(3月7日現在)、全国各地で分科会も開催されています。 「ソーシャルシフトの会」Facebookグループ https://www.facebook.com/groups/250470241655704/ 【広島】ソーシャルシフトの会 https://www.facebook.com/groups/224266334323932/
「ソーシャルシフト」著者・斉藤徹氏が広島へ
2012年1月17日、「ソーシャルシフト」の著者、斉藤徹氏(株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役)を囲んでのお好み焼き屋さんでのランチ・オフ会が開催されました。
斉藤さんは最初、以下のような簡単なスピーチをされました。
ソーシャルメディアの浸透によって、ウソが通用しなくなりました。本当に良いものは良い、悪いものは悪いという、非常にシンプルな時代になりました。いくら多額の広告費をかけて宣伝をしたところで、それが偽物であれば、その情報は伝わっていくでしょう。 これからは「正しい経営」が当たり前に広がっていくのではないでしょうか。ソーシャルメディアを活用しながら、正しい経営を心がけていけば、良い会社になっていくでしょうし、そういう会社が増えていく支援を皆さんと一緒にしていければと思っています。そういった大きな視点で、「ソーシャルシフト」を捉えていくのが良いのではないでしょうか。
上記、「ソーシャルシフト、全体のステップ」という概念図を和田さん( https://www.facebook.com/swattz )が書いたいきさつにも触れ、和田さんからも「当時、斉藤さんの文章を読んでいて、これは図があった方がわかりやすいのではないかと思いました。アイディアをデザイナーがまとめてくれ、それを提出したら、実際に採用していただきました。ソーシャルシフトの概念が実際に形になった、象徴的な出来事だと思います。」 というコメントが。まさにそうだなぁと感じたことを、今でも覚えています。
丁寧なヒアリングによる情報収集 〜社会の変化の現場から〜
その後は、テーブルごとに分かれて少人数制で話をする進行にさせていただきました。斉藤さんには、広島名物のお好み焼きを召し上がっていただきながら様々な話をしていただいたのですが・・・各テーブルを回って、一生懸命メモを取りながらいろいろな話を聞き、情報収集に注力されている斉藤さんのその姿は、本を書いた著者というよりも、ジャーナリストのようでもありました。ソーシャルメディアが、そしてソーシャルシフトがこれからどのような社会的な変化をもたらすのだろうかと、丁寧にヒアリングしながら考えていらっしゃるようにも見えました。
FacebookやTwitterなどを活用することで、ビジネスにおけるパラダイムシフトや社会的な価値観の変革までをも起こしていく可能性が、ソーシャルメディアにあるのではないでしょうか。地域活性化のため、また企業の新しい広報の手法としてなど、ソーシャルメディア活用の可能性を見いだし、先行している地域や企業もありますが、事例としてはまだまだ少ないのが現実です。今後ますます増えていくはずですが、まだまだ未成熟な部分もあります。だからこそ、オンラインに頼り切るのではなく、このような形で顔を合わせて面と向かって話をする機会が、ネット社会ゆえに必要なんだと思っています。
ソーシャルシフトのオフ会 in 広島が開催された「てっぱん食堂」にて
実は広島には、「FB-cafe」という場所があります。Facebookに関連したものはもちろん、関連していない集まりも含めて、様々なイベントが定期的に開催されているスペースです。ネット社会だからこそ、人が直接集まって、顔を合わせて食事をしたり、お酒を飲んだりする空間に対するニーズがあるのではないかということで昨年スタートし、かなりの賑わいを見せています。
FB-cafe(広島市中区橋本町8-13柿元ビル1F奥) http://www.facebook.com/FBcafe.hiroshima ※FB-cafeの「FB」はFacebookではなく、フォー・ビジネス(For Business)の略とのこと
広島でのキックオフとなるソーシャルシフト勉強会を開催
そして後日、2月2日に開催した「ソーシャルシフト対策・活用セミナー 〜ソーシャルシフトによるマインドシフトを目指して〜」の勉強会では、私は「アルパーク天満屋」の事例を紹介しました。QRコードを付けて「広島・アルパークのFacebookに参加しよう」というチラシをわざわざ印刷し、それを店内に置いています。デパートの各コーナーの担当者がFacebookページを活用して広報をしている徹底振り。リアルタイムで費用のかからない広報手法として、Facebookページの可能性に挑戦しているように思われます。
Facebookページ「アルパーク天満屋」 http://www.facebook.com/alpark.tenmaya
ソーシャルシフト対策・活用セミナーの様子
企業のFacebookページの活用は今後、さらに広がっていくでしょう。脳科学の見地から言えば、今回のように in the looop に寄稿するための文章を考えること自体も脳の活性化につながります。それをトップや一部のメンバーだけがするのではなく、スタッフが一丸となってコンテンツを発信していくこと。Facebookページ活用のみならず、ソーシャルメディアを通じて生活者とコミュニケーションをとることは、チーム力の強化、向かっているベクトルを合わせる意味でも、非常に重要なことであると思います。
個人で活用するFacebookから、チーム・組織としてのFacebook活用へ、広島でもフェーズが変わってきているような気がします。きっとこの先には、大いなる可能性が広がっているのではないでしょうか。
後日談:雪の日から始まった勉強会・・・
ちなみにこの勉強会当日は、広島としては珍しく、あいにくの雪模様でした。「中止した方が良いかも・・・」という考えが頭をよぎった瞬間もあったのですが、「もし人が集まらなくてもいいじゃない!今日はスタート地点なのであって、仮に人数が集まらなくても、継続して開催し続ければやがて人数が集まるようになりますよ。活動し続けることこそ大切なんだと思ってますから・・・」という和田さんの言葉に助けられました。
結局のところ、私の知人が1人、留守番電話に「雪のため、動けません」という伝言を残して不参加となっただけで、他の方々には無事参加していただきました。(以下50音順)
久保本 栄司さん(http://www.facebook.com/profile.php?id=100002234007548)
笹川 進吾さん(http://www.facebook.com/shingo.sasagawa)
秀島 勇さん(http://www.facebook.com/isamu.hideshima)
横山 顕吾さん(http://www.facebook.com/kengo.yokoyama)
そして和田さんと私、長谷川です。
和田さん、皆さん、改めてありがとうございました。インターネット時代になり、誰もが情報発信できる時代になったとはいえ、でも、マス・メディアの影響力はそんなには衰えることはありませんでした。ところが、ソーシャルメディアはその根底を覆す可能性があるからこそ、ソーシャルシフトという新しい時代の到来を予期させるものだと思います。
といっても、パソコンもインターネットもソーシャルメディア、facebookも、道具に変わりはありません。この道具を使って何ができるのかは、それぞれ個々人がやりたいこと、目指すことに向けて、どう活用していけばいいかが、その個々人の知恵となってきます。
脳は、目標に向けて、何かできないだろうかと悩んだときに活性化します。中小企業における経営者と従業員の意識の差というのが、その企業、組織力の限界にもなっているのが、現況だと思います。Facebookページという道具を使い、これを使って、どうしたらベクトルを合わせることができるのか、あの山に登るために、どうすればいいかを企業、組織員全員で悩んだとき、脳は活性化され、いろいろなヒントが出て、それに応じた流れを引き寄せるものです。そんな会社が、この街に一社でも増えていくことが、この街の経済活性化に繋がっていくものと思っております。
また機会を見つけて、ソーシャルシフトに関して、セミナーやディスカッションを通して、それぞれの個人、企業の目標達成のためのヒント、方向性を見いだせていけたらいいなあと思っております。本当にどうもありがとうございました。
継続的なやりとりはオンライン、そしてたまにはオフライン
以上、長谷川さんに寄稿いただきました。ありがとうございました。広島の方々に限らず、全国の皆さまの温かいご対応、本当に感謝しております。私はループスの原宿オフィスを拠点にしているため、東京が中心です。そんな中でも、物理的な距離は遠いかもしれませんが、心の距離は近いと思える方々が一気に増えました。皆さま、本当にありがとうございます。私と斉藤が広島に行ったわずか2週間後に勉強会が開催されたこと、そしてそのレポートをこうして in the looop にアップすることができたこと、非常に嬉しく思っています。
弊社ループスCEO斉藤も書籍「ソーシャルシフト」の第9章「ビヨンド・ザ・ボーダー 企業の境界を越えて」で述べていますが、これからは企業や組織の垣根を超えた勉強会や情報交換がより活発になっていくはずです。今回レポートいただいたような勉強会も、各地域で継続的に開催される中で、蓄積されたノウハウや経験が横展開され、日本全国に広がっていくようになればいいなぁと考えています。そうすることにより、地域に根ざした現場から、少しずつでも世の中がより良い社会に変わっていくのではないでしょうか。
広島の FB-cafe については、非常にユニークな取り組みだと思いますし、また別の機会に紹介していただく予定です。私自身もまだ現地に行ったことがありませんし、早く行ってみたい気持ちで一杯です(笑)
また後日、和田さんは広島から東京にいらっしゃる際にループスのオフィスにもご来社くださいました。ソーシャルメディアを通じた交流はもちろんですが、やはり直接顔を合わせてお話しできる機会は貴重です。和田さん、ありがとうございました。
最後になりますが、改めて。寄稿いただいた長谷川さん、そして「【広島】ソーシャルシフトの会」の皆さん、ありがとうございました!引き続きどうぞよろしくお願いします。
寄稿者プロフィール
長谷川 嘉秀(Yoshihide Hasegawa)
有限会社広島ネット・マガジン取締役編集長。日刊有料メルマガ及び不定期無料メルマガにて地域情報を配信。「脳学、九星気学・姓名鑑定、メンターリング」を活用したコンサルティングを展開。大学非常勤講師の他、講座、セミナー、講演会の依頼は数多い。脳科学の観点から、「業容拡大・社内改革のためのソーシャルシフト活用」を見いだし、取り組みを進めている。
<関連URL> 日刊有料メールマガジン「広島eマガジン」 http://www.hiro-emaga.net/ Facebookページ「広島eマガジン」 https://www.facebook.com/hiroemaga ブログ「メンターリングで個人・組織の更なる脳の活性化を目指して・・・」 http://ameblo.jp/yoshihide11/
記事執筆) 加藤 たけし http://www.facebook.com/takeshi.kato1204









